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安達祐実、“最後の晩餐”で食べたいのは「フライドポテト」

 俳優・佐藤浩市主演のスペシャルドラマ『最後の晩餐〜刑事・遠野一行と7人の容疑者〜』(テレビ朝日系)が14日午後9時より放送される。同作は佐藤演じる遠野刑事と成宮寛貴西田敏行黒木瞳中尾彬ら7人の豪華俳優陣による“容疑者”が織り成すミステリー・サスペンス。このほどORICON STYLEでは容疑者の一人で産婦人科勤務の看護師・島村ひとみ役を演じた女優・安達祐実にインタビューを敢行。豪華共演者との緊張の撮影の様子から女優としての思い、健気な母親ぶりを語ってくれた。さらに“最後の晩餐”に食べたいものは「フライドポテト」と笑う素顔も明かす。

春らしい装いの安達祐実 

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 人気脚本家・井上由美子の最新作となる同ドラマの脚本を読み、「単純なサスペンスではなくて、それぞれの人の思いや“人間の性”みたいなものが描かれていたのですごく面白い」と感じたという。一方で役作りには苦労したようで、「ほかの人もすごくキャラが濃いので多分キャラの濃さで勝負するのは無理。一生懸命この役の気持ちを考えてやるしかないし、どうやったらこのキャラが際立つかというのは考えることじゃないと思いました」と悟ったという。

 物語の舞台は成宮演じる八木沢鷹彦がオーナーシェフを務めるイタリアンレストラン「オステリア・ダ・ヴィンチ」。11名の招待客が訪れた開店初日に起こる放火殺人事件をキッカケに警察官・遠野が鋭い洞察力と真摯な捜査姿勢をもって事件の真相に迫っていくと同時に、容疑者それぞれの目的、過去、さらには人生を通してごく普通の人間の持つ“闇の部分”を描くことで現代のさまざまな問題を浮き彫りにする。

 佐藤とは初共演となり、クランクイン後、最初のシーンの撮影では「浩市さんを目の前にしてちょっとドキドキして緊張してた」と振り返る。遠野刑事としての佐藤に触れ、「撮影に対する姿勢とかも全部含めて役の捉え方がすごい。心が震える感じで、本当に感動しました」と芝居を通して“先輩”から学ぶことも多かったようだ。

撮影でもっとも苦労したのは、台本30ページほどをほぼワンカットで撮影した圧巻のクライマックスシーン。「手持ちのカメラ7〜8台を使って、人生で初めて経験した撮影法だったのでビックリしました。1回で終わらせようっていうスタッフ、キャストの意気込みがあって、魂のこもった場面」と自信をのぞかせつつ、「その長いシーンでちょっとだけ喋るので、『どうにか間違えませんように』って怖かったです」とはにかんだ。

 劇中で印象的に登場するレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画『最後の晩餐』にちなんで、“最後の晩餐”に食べたいものを聞いたところ、しばし考え込んで「私フライドポテトが大好きで。(最後だから)別に太ってもいいし、たらふく食べるかもしれない」と苦笑い。最近は愛娘を保育園に送った帰りの“朝マック”が日課になりつつあると“庶民派”な一面も明かした。

 食に関しては「自分1人のときは、お腹が空いたのを満たせればなんでも美味しく食べられる」という一方で、「子供がいるので、家にいるときはご飯を作らないと。外食もあんまりしないです」と子供の栄養管理は徹底。「朝は軽めにパンと目玉焼きとフルーツとかにして、昼に肉を食べたら夜は魚にしたり。思い通りには食べてくれないんですけどね」と母親の顔をのぞかせる。また「自分の子だからすごくかわいく感じますけど、ルックス的なことで言えばそうでもない。普通の子です」と謙遜目する微笑ましい場面も。

 2歳時に赤ちゃんモデルでデビューし、その後子役から女優へと着実にキャリアを積んできた安達。今年30歳の節目を目前にして「今はひとつひとつの仕事に本当に感謝できるし、気持ちの面では今が一番充実してる」と語る安達が今後挑戦したい役柄は“本当に嫌な奴”だという。「この人を見てると本当にむかつくって思われるような役を1回やってみたい。すごくいじわるにできるような気がするんです。自分自身のよくない部分が出せたら、すっきりするだろうなって思います」と新境地に目を輝かせる安達の今作での“容疑者”ぶり、さらには今後の活躍にも期待したい。



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