俳優の西島秀俊が10日、東京・丸の内カフェで開催された『第11回東京フィルメックス』プレイベントに登場し、最新主演作『CUT』のアミール・ナデリ監督と1時間半に渡ってトークで映画愛を激突させた。同作はイラン出身のナデリ監督が「日本で西島さんと映画を撮りたかった」という5年越しの夢を実現させた作品。西島も「この映画が転機になった。はっきりそう言える。この作品以前と以後で分かれる予感がしています」と語った。
ナデリ監督は米ニューヨークを拠点に活動し、カンヌ、ヴェネチアなどの国際映画祭で作品を発表し続けている世界的な映画作家。日本映画にも造詣が深く、『東京フィルメックス』の常連でもある。2005年に西島がコンペティション部門の審査員を務めた際に、「ふたりは出会うべくして出会った」とナデリ監督。西島も「最初にナデリ監督に会った時、『君はニコニコ感じよく笑っているが本当はそうではない、本性を見せろ』と言われた」そうで、一気に打ち解けた。
ナデリ監督と西島が初タッグを組んだ同作は、売れない映画監督が借金を返すために、殴られ屋を始めるストーリー。西島は今年、猛暑の中で行われた撮影を「過酷すぎて記憶がない」と振り返った。「監督から指示されたのは、現場で共演者・スタッフの誰とも話すなということ。1ヶ月以上、誰とも話さず、あいさつすらせずに、ずっと隅っこでじっとしていて、正直ここまでやらなければならないのか?と思ったほど。でも、集中できた」と“転機”について話した。
同作には女優の常盤貴子らが出演するが、ナデリ監督は西島以外のキャストに過酷なミッションを出すことはなかった。「ハングリー精神を高めたほうがいいと思ったんだ。僕と秀さんのコミュニケーションをみれば、ほかの人たちもやるべきことを理解してくれると思ったから。そういう意味では、自分の監督は秀さんだったと思います」。
ベルリン、カンヌ、ベネチア…と世界の主要な映画祭にも自ら足を運ぶほど、“映画鑑賞好き”でも知られる西島は、同映画祭についても「新しくて多岐に渡ったセレクションに毎回感動している。これを観に行こうと出かけるのではなく、時間が空いたから観に行くとすごい作品に出会える、ハズシがない映画祭。僕は、映画が好きで観ているだけですが、映画の新しい観方、楽しみを教えてもらえる場でもある。今年は仕事を入れずに毎日映画を観に行きたい」と話していた。
『第11回東京フィルメックス』は11月20日(土)から28日(日)まで、東京・有楽町朝日ホール、東劇、TOHOシネマズ日劇、東京国際フォーラム(ホールC)、銀座テアトルシネマにて開催。
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ナデリ監督は米ニューヨークを拠点に活動し、カンヌ、ヴェネチアなどの国際映画祭で作品を発表し続けている世界的な映画作家。日本映画にも造詣が深く、『東京フィルメックス』の常連でもある。2005年に西島がコンペティション部門の審査員を務めた際に、「ふたりは出会うべくして出会った」とナデリ監督。西島も「最初にナデリ監督に会った時、『君はニコニコ感じよく笑っているが本当はそうではない、本性を見せろ』と言われた」そうで、一気に打ち解けた。
同作には女優の常盤貴子らが出演するが、ナデリ監督は西島以外のキャストに過酷なミッションを出すことはなかった。「ハングリー精神を高めたほうがいいと思ったんだ。僕と秀さんのコミュニケーションをみれば、ほかの人たちもやるべきことを理解してくれると思ったから。そういう意味では、自分の監督は秀さんだったと思います」。
ベルリン、カンヌ、ベネチア…と世界の主要な映画祭にも自ら足を運ぶほど、“映画鑑賞好き”でも知られる西島は、同映画祭についても「新しくて多岐に渡ったセレクションに毎回感動している。これを観に行こうと出かけるのではなく、時間が空いたから観に行くとすごい作品に出会える、ハズシがない映画祭。僕は、映画が好きで観ているだけですが、映画の新しい観方、楽しみを教えてもらえる場でもある。今年は仕事を入れずに毎日映画を観に行きたい」と話していた。
『第11回東京フィルメックス』は11月20日(土)から28日(日)まで、東京・有楽町朝日ホール、東劇、TOHOシネマズ日劇、東京国際フォーラム(ホールC)、銀座テアトルシネマにて開催。
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2010/11/11