女優の松雪泰子が12日、都内で行われた主演ドラマ『パーフェクト・リポート』（フジテレビ系　17日（日）後9：00スタート）の制作発表に出席した。報道の世界を描く作品に関わるのは初めてという松雪は「未知の領域で日々発見がある」と意欲的。ニュース原稿の読めないバラエティ志向のある女子アナを演じる相武紗季は、参考にした女子アナを「“パン”が付く方がたくさんいるので、恥ずかしいくらいのテンションの持っていき方は参考にしてます。振り切れた感じが伝われば」とアピールした。

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　日曜午後9時に新設されたドラマ枠「ドラマチック・サンデー」の第1弾作品となる同作。キャピタル・テレビジョン・ネットワークに勤務するアラフォーの報道ウーマン・蒼山叶（松雪）を筆頭に、落ちこぼれのレッテルを貼られたテレビ局の報道記者たちが再起を図る様子をリアルに描く。共演の小出恵介は「背広を着て仕事に励む役は久々で、すごく張り切ってます」とやる気をみなぎらせ、松雪は自身の役柄を「とても不器用な人間。基本的にはおじさんです」と笑わせた。

　撮影の際に個性的なメンバーをまとめるチームリーダーの存在を問われた要潤が、「顔にリーダーって書いてるし、やっぱり小日向（文世）さん。でも8割“頭”の話。いいシャンプーがあれば皆さん教えてあげて」と茶化すと、小日向は「松雪さんとは10年くらい前にドラマが一緒で、そのときは赤ちゃんを産んだばかり。その子が今や小学4年生になっているというのに松雪さんは何も変わってなくて……こっちはバッチリ頭が薄くなってるっていうのに！」と自身も頭髪ネタでオチをつけていた。発表会にはほかに遠藤雄弥、小柳友が出席した。