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ワーナーブラザース映画、役所広司&桜庭ななみを絶賛 「もっと日本で映画を製作する」

 米ロサンゼルス市内のワーナーブラザース・スタジオにある『スティーブン・ジョン・ロス・シアター』で現地時間11日、映画『最後の忠臣蔵』(杉田成道監督、12月18日公開)のプレミア試写会が行われた。1918年に建てられた同スタジオで、邦画が上映されたのは初めての快挙。日本からは主演の役所広司桜庭ななみ、杉田監督が現地入りし、レッドカーペットの歓迎を受けた。ワーナーブラザース本社のリチャード・フォックス国際担当上席副社長は、役所と桜庭の演技を「素晴らしかった。とても感動した」と絶賛。「私たちは間違いなくもっと日本で映画を製作することになるよ」と邦画市場での成長戦略に期待を膨らませた。

赤い着物で登場した桜庭ななみ(左)、役所広司(中央)、杉田成道監督 

赤い着物で登場した桜庭ななみ(左)、役所広司(中央)、杉田成道監督 

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 プレミア試写会などのイベントには滅多に顔を出さないワーナーブラザース本社の会長兼最高経営責任者(CEO)、バリー・マイヤー氏も来場し、「この作品はスタジオにとっても、日本のフィルムメイカーとの関係においてもとても重要な作品なんだ」と気合が入る。

 同作は『ラスト サムライ』『硫黄島からの手紙』を製作したワーナーブラザースが、予算の大部分を担って初めて手がけた日本映画。『忠臣蔵』で知られる赤穂浪士が討ち入りした事件で、その後の使命を与えられた2人の生き残りにスポットを当てた。大石内蔵助の隠し子を託された瀬尾孫左衛門(役所)が、16年間かけて育て上げた可音(桜庭)を嫁に出すまで、実の親子を超えた父と娘の物語を中心に、『忠臣蔵』の本当の結末を描く。

 ワーナーブラザースの社員を中心に、ハリウッドの映画関係者が来場し、約500席の会場は満席の状態。その中には、在ロサンゼルス日本総領事の井原純一氏、俳優の桃井かおり、マシ・オカらの姿も見られた。

 上映前の舞台あいさつでは、役所と桜庭が英語であいさつし、場内は一気に盛り上がった。本編上映中は、時折、笑い声などのリアクションも見られ、終盤以降は涙を拭う観客やすすり泣きする観客も見受けられた。エンドロールまで、すべての上映が終わるとスタンディングオベーションが起こり、その拍手はしばらく鳴り止まなかった。

 この光景を目の当たりにした役所は、「普通だったらエンドロールで帰ってもいいところで最後まで観てもらってありがたいですね。今日の反応で日本の公開に向けて勇気が沸いてきました」。桜庭も感無量の思いで「自分の作品が海外で上映される現場に初めて立ち会えたので、観客の反応がよくて嬉しかったです」と話し、笑みがこぼれた。

 フォックス副社長は「過去にサムライ映画は何度か見ているけど、彼らの生活を見ることはあまりなかったから、とても感動した。日本や日本人、日本の歴史への好奇心は高いものがあると思う。字幕の障害があるにも関わらず、観客は完全に魅了されていた」と上機嫌。役所については「孫左衛門の犠牲の精神はとてもパワフル。彼はハリウッドだけでなく世界中のスターになれる。存在感が素晴らしい」と絶賛。桜庭についても「最高です。若い女の子から間もなく結婚する女性まで、演技の幅が素晴らしかった。孫左衛門への深い情を示すバランスなど実に見事」と高い評価で、今後の活躍に期待を寄せていた。

【動画】映画『最後の忠臣蔵』予告編⇒


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