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橋下府知事が歓迎 大阪府庁内で史上2度目の映画ロケがスタート

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 作家・万城目学のベストセラーを映画化する『プリンセス トヨトミ』の撮影が1日、大阪府庁内の大会議室で行われた。同所がロケに使用されるのは、故・松田優作さんの遺作『ブラック・レイン』(1989年、リドリー・スコット監督)以来、2度目。橋下徹府知事は、「大阪の都市(まち)の魅力を日本全国に、そして世界中に伝えていただけることを心から期待しています」と撮影隊を歓迎するコメントを寄せた。

大阪ロケがスタート!『プリンセス トヨトミ』 に出演の(左から)綾瀬はるか、堤真一、岡田将生。パネルの人物は橋下徹知事(写真提供:東宝) 

大阪ロケがスタート!『プリンセス トヨトミ』 に出演の(左から)綾瀬はるか、堤真一、岡田将生。パネルの人物は橋下徹知事(写真提供:東宝) 

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 この日、同作で会計検査院調査官に扮する俳優・堤真一綾瀬はるか岡田将生が大阪府庁に到着し、調査を始めるシーンが撮影された。職員に扮した100人のエキストラが参加する大掛かりな撮影に、堤は「知事がエキストラ参加を希望されているそうですが、エキストラは時間もかかるし、こちらも緊張するので、遠くから見守っていただけたら!」と恐縮していた。

 大阪ロケを楽しみにしていた綾瀬はこの日の撮影前に、大阪市内の空堀商店街を下見に出かけ、「人が多くて、服装も派手で大阪だ!と感じました」。堤から「綾瀬さんは、大阪城をお寺だと思っていたらしく、指摘をしたら『あ、神社だ!』と言っていました」と天然ボケを暴露されても、綾瀬は「堤さんはノリのいい大阪のお兄ちゃん。岡田さんは、いい人!」と撮影が始まったばかりにもかかわらず意気投合。岡田も「堤さんはお父さんみたいで、楽しませてくれ、やりやすくて感謝しています。綾瀬さんは天然で不思議な人。先輩たちの足を引っ張らないように頑張ります」と話していた。

 同作は、国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の調査官3人が、“大阪国独立”という400年にわたる秘密を守り続けてきた大阪の男たちの謎に迫る歴史ミステリー。原作は2009年3月に刊行され、大坂夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔が生きていたという突飛な着想と、歴史に裏打ちされた緻密な構成で直木賞候補にもなった話題作。映画は2011年初夏全国東宝系で公開予定。

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  • 映画『プリンセス トヨトミ』撮影の様子(写真提供:東宝) 
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