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シンガーソングライターの長渕剛、タレントのビートたけし、俳優の小栗旬らがこのほど、都内で行われた終戦ドラマスペシャル『歸國(きこく)』(TBS系・脚本/倉本聰)の会見に役衣装で出席した。本格的な俳優業は実に11年ぶりとなる長渕は、開口一番「休め!!」と自身が演じる“英霊”秋吉部隊長のセリフをシャウトしてみせ、たけしら豪華共演陣や報道陣の度肝を抜き、さらに「愛」をテーマにした歌を熱唱。長渕ワールド全開で「精一杯トライしていきたい」と今作にかける熱き思いをたぎらせた。
シャウトを響かせた長渕は「『現時刻は昭和85年8月15日〜』(というセリフ)で始まります。久々の古巣 (TBS)に帰ってきたかと思いきや、誰かわからない」と赤茶の色を塗りたくった自身の軍服姿にニヤリ。同作の放つメッセージを「強烈な愛だと思う。ただただ一途に貫いた愛だと思った」と語り、脚本に感化されて「愛を歌った歌を作りました」と新曲を書き下ろしたことも明かした。
同作では、長渕が恩師と慕う倉本と、『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)などの名作を手がけた演出家・鴨下信一がタッグを組む。長渕が「何不自由ない時代だからこそ、先生たちに怒られたいのよね。気持ちよく引っ叩かれたい」と熱く語れば、たけしは「2大巨頭のドラマに出させてもらうことは、プレッシャー。よくぞこれだけの役者さんを集めたなと。うまく紛れてこなしたい。怒られないような出来にしたい」と肩を揺らした。
戦争経験のない若い出演者も集まるなか、終戦時は14歳だったという八千草薫は「戦争中の人間は純粋だった。戦争はいいとは思わないけど、人々は凛としていた」と、風化しつつある戦争時の人々の表情や心情に思いをめぐらせていた。
1955年に発表された故・棟田博さんの短編小説『サイパンから来た列車』をもとに、倉本が同局のドラマ脚本を31年ぶりに手掛けた『歸國』。この日、北海道・富良野から駆けつけた倉本は、ストレートに思いをぶつける長渕を「周囲にいる役者の中でもっとも古武士のような精神的骨格を持った人間。その意味で協力してほしかった」と起用理由を語り、「50年以上温めてきた作品。英霊たちの気持ちと一緒で、東京は眩しくなった」と都会の街並みの変化を受け止めていた。
会見には、たけし、長渕、小栗、八千草、倉本のほか、向井理、生瀬勝久、塚本高史、ARATA、温水洋一、遠藤雄弥、堀北真希、石坂浩二らも出席した。戦争中に南の海で玉砕し、そのまま海に沈んだ英霊達が現代によみがえり、日本人の現状を問う重厚な作品『歸國(きこく)』は、8月14日(土)後9時より放送。
◆関連ニュース一覧 TBS|ドラマ
長渕剛
シンガーソングライターの長渕剛、タレントのビートたけし、俳優の小栗旬らがこのほど、都内で行われた終戦ドラマスペシャル『歸國(きこく)』(TBS系・脚本/倉本聰)の会見に役衣装で出席した。本格的な俳優業は実に11年ぶりとなる長渕は、開口一番「休め!!」と自身が演じる“英霊”秋吉部隊長のセリフをシャウトしてみせ、たけしら豪華共演陣や報道陣の度肝を抜き、さらに「愛」をテーマにした歌を熱唱。長渕ワールド全開で「精一杯トライしていきたい」と今作にかける熱き思いをたぎらせた。
シャウトを響かせた長渕は「『現時刻は昭和85年8月15日〜』(というセリフ)で始まります。久々の古巣 (TBS)に帰ってきたかと思いきや、誰かわからない」と赤茶の色を塗りたくった自身の軍服姿にニヤリ。同作の放つメッセージを「強烈な愛だと思う。ただただ一途に貫いた愛だと思った」と語り、脚本に感化されて「愛を歌った歌を作りました」と新曲を書き下ろしたことも明かした。
同作では、長渕が恩師と慕う倉本と、『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)などの名作を手がけた演出家・鴨下信一がタッグを組む。長渕が「何不自由ない時代だからこそ、先生たちに怒られたいのよね。気持ちよく引っ叩かれたい」と熱く語れば、たけしは「2大巨頭のドラマに出させてもらうことは、プレッシャー。よくぞこれだけの役者さんを集めたなと。うまく紛れてこなしたい。怒られないような出来にしたい」と肩を揺らした。
戦争経験のない若い出演者も集まるなか、終戦時は14歳だったという八千草薫は「戦争中の人間は純粋だった。戦争はいいとは思わないけど、人々は凛としていた」と、風化しつつある戦争時の人々の表情や心情に思いをめぐらせていた。
1955年に発表された故・棟田博さんの短編小説『サイパンから来た列車』をもとに、倉本が同局のドラマ脚本を31年ぶりに手掛けた『歸國』。この日、北海道・富良野から駆けつけた倉本は、ストレートに思いをぶつける長渕を「周囲にいる役者の中でもっとも古武士のような精神的骨格を持った人間。その意味で協力してほしかった」と起用理由を語り、「50年以上温めてきた作品。英霊たちの気持ちと一緒で、東京は眩しくなった」と都会の街並みの変化を受け止めていた。
会見には、たけし、長渕、小栗、八千草、倉本のほか、向井理、生瀬勝久、塚本高史、ARATA、温水洋一、遠藤雄弥、堀北真希、石坂浩二らも出席した。戦争中に南の海で玉砕し、そのまま海に沈んだ英霊達が現代によみがえり、日本人の現状を問う重厚な作品『歸國(きこく)』は、8月14日(土)後9時より放送。
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2010/07/03