2008年に東京大学・京都大学生協の書籍販売ランキングで首位を獲得したことから“東大・京大で一番読まれた本”として売上を伸ばしていた、外山滋比古の学術エッセイ『思考の整理学』(1986年4月発売、筑摩書房)が、最新1/18付オリコン“本”ランキングで100万部の大台を突破した。発売から20年以上が経過した書籍によるミリオン突破は同ランキング史上初となる。 “アイディアを軽やかに離陸させ、思考をのびのびと飛行させる方法”を記した同書は、発売から20年目にあたる2007年に岩手・盛岡の書店員が書いた「“もっと若い時に読んでいれば…”そう思わずにはいられませんでした」という推薦文が中高年に訴求し高い支持を獲得。その後、出版社が同じ謳い文句を文庫の帯で使用したところ、ヒットの波は全国に拡大した。09年からは“東大・京大で一番読まれた本”のフレーズも人気の火付け役となり、同年8/17付文庫部門では初の首位を獲得。その後も17週連続でTOP10入りを続けるなど、今なおヒットしている作品。
2010/01/14