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草刈正雄の娘・麻有が映画初ヒロインに笑顔 「一途な女の子の役、私と似てる」

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 第10回東京フィルメックス特別招待作品で豊田利晃監督4年ぶりの新作となる『蘇りの血』が25日、東京・有楽町朝日ホールで上映され、主演の中村達也、ヒロインを演じる草刈麻有らキャストによる舞台あいさつが行われた。俳優・草刈正雄の娘で、16歳の草刈は「(自身の演じる)テルテ姫は一途な女の子。私と似てるなと思って、やりやすかったです」と笑顔で撮影を振り返った。

映画『蘇りの血』舞台あいさつを行った草刈麻有 (C)ORICON DD inc. 

映画『蘇りの血』舞台あいさつを行った草刈麻有 (C)ORICON DD inc. 

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 1998年に『ポルノスター』で監督デビューを果たし、前作『空中庭園』から4年ぶりに新作を世に送り出す豊田監督が今回手がけるのは、歌舞伎や浄瑠璃の演目にもなっている説話『小栗判官』をモチーフに、あの世とこの世を往来する人間の“蘇り”の物語。紀州・熊野に『蘇生の湯』と伝えられるつぼ湯に浸かって不治の病を治した寓話の世界を、独特のスタイリッシュでインパクトの強い映像と音楽で表現した。

 映画出演の経験も多々あるが、本業はミュージシャン、ドラマーの中村は「役者じゃない劣等感がある。どういう気持ちでカメラの前に立ったらいいか、ずっと考えていたが、結局、自分自身のままで演じていました」と撮影時を振り返った。

 豊田監督は、ドラムを演奏する中村にこそ、「自然が持っているエコとは違う力、人間の奥底に眠っている力を表現できる」と直感してキャスティングしたと話し、「大きな愛の映画です」とアピールした。

 舞台にはほかに豊田監督作では常連の俳優・渋川清彦、マメ山田が登壇した。映画『蘇りの血』は12月19日(土)より東京・渋谷のユーロスペースほか全国順次公開。


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関連写真

  • 映画『蘇りの血』舞台あいさつを行った草刈麻有 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『蘇りの血』舞台あいさつの様子 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『蘇りの血』舞台あいさつを行った中村達也 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『蘇りの血』舞台あいさつを行った豊田利晃監督 (C)ORICON DD inc. 

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