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斉藤和義、映画『ゴールデンスランバー』で音楽監督デビュー

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 ミュージシャンの斉藤和義が、来春1月30日より全国ロードショー公開される映画『ゴールデンスランバー』(出演:堺 雅人、竹内結子ほか)で、初の映画音楽の監督を務めることがわかった。主題歌とエンディングテーマだけでなく、全編に渡って劇中の音楽を担当する。斉藤は「映像観ながら演奏するってのも初めてだったので、おもしろかったっす」とコメントを寄せた。同名タイトルの原作は、2008年本屋大賞、山本周五郎賞、「このミステリーがすごい!2008」国内編第1位など数々の賞を受賞した伊坂幸太郎のベストセラーで、30社以上で映画化権が争われた。

 この映画は、人気作家・伊坂幸太郎、監督が中村義洋というコンビによる3作目の作品。斉藤は、今年3月に公開された映画『フィッシュストーリー』の音楽プロデュースでこの2人と関わっており、今回はそれに続く2作目の取り組みとなる。

 主題歌はビートルズの楽曲「Golden Slumbers」を演奏・プロデュース全てを斉藤自身で行ってカバーしたもので、エンディングテーマ「幸福な朝食 退屈な夕食」は、自身が1997年4月9日に発表したシングルのセルフ・リメイク。そのほか、作品中の音楽も斉藤が手掛け、本作で描かれているスリル、郷愁、切なさ、そして温かさといった要素を斉藤ならではの音楽性で、逃亡劇映画を盛り上げる。

 出演する俳優の堺雅人は「『アビー・ロード』では、メドレーのなかの橋わたしのような使われ方をしているこの曲(ゴールデンスランバー)ですが、斉藤さんの歌を聴いて、独立した曲として人を感動させる力を持っているのだなと思いました」と話している。

 この映画で使用される音楽と、劇中のインストルメンタル楽曲の一部に作詞を施した作品は、来年1月にCD化される予定。


 斎藤和義



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