■その他の最新写真ニュースはこちら

　夏休み映画の定番・劇場版ポケットモンスター最新作『アルセウス　超克の時空へ』（湯山邦彦監督）が18日、公開初日を迎え、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇では、タレントの中川翔子、女優の北乃きいらゲスト声優、主人公サトシ役の松本梨香、着ぐるみのピカチュウとギザみみピチューが登壇して舞台あいさつが行われた。そして、子供たちの歓声が響く“ポケモン・ワールド”に乱入してきたのは、お笑いコンビ・はんにゃの川島章良と金田哲。ピカチュウと金田がズクダンズンブングンゲームを始めると、会場は大騒ぎとなった。なお、今作の前売り券販売も好調で、2007年から3年連続で200万枚を超えることは確実視されている。

【写真】その他の写真を見る

　はんにゃは、前作『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』（2008年7月公開）が最も前売券が売れたアニメ映画（238万4198枚）として、ギネス世界記録に認定されたお祝いで駆けつけた。ここ3年連続でポケモン映画にゲスト声優として出演している中川が「ギネうれしす。ギザ光栄」と新しい言葉で祝福していたのに対し、はんにゃの川島と金田はそれぞれネタを披露するも、“ギネス級”の滑りっぷりで、ピカチュウもフォローに困っていた。

　同作で初めて声優にチャレンジした北乃は「初めて劇場で観た映画がポケモンの『ミュウツーの逆襲』（1998年公開）。言葉で表せない感情を抱いたことを覚えている」と思い出を語った。

　その第1作目から12年連続で監督を務めた湯山監督は「ここまでくると、アニメを作っているというより農業をしているよう。毎年耕して、種をまいて、育てて、今日は収穫の日。用意はできています」と喜びを噛みしめるように話していた。この日の舞台あいさつには、ほかにゲスト声優の高嶋政宏、山寺宏一も登壇した。