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小出恵介、“高校野球”から“箱根駅伝”への転身で「体重4キロ落ちた」

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 お正月の風物詩・箱根駅伝を題材にした直木賞作家・三浦しをんの青春小説『風が強く吹いている』が映画化され15日、都内で完成報告会見が行われた。リアリティを求める大森寿美男監督のもと、本格的な走りのトレーニングを積み撮影に臨んだ主演俳優の小出恵介ら、10人のメンバーが勢ぞろい。小出は「直前まで“野球”(映画『ROOKIES』)をやっていたので、大きな筋肉がついていたが、走り始めたら細い筋肉に代わり、体重も4キロ落ちました」と過酷な撮影現場を振り返った。

 2人の天才走者と陸上経験のないド素人の総勢10人が、箱根駅伝に挑戦した奇跡を描いた同作。これまで脚本家として活躍し、今回初めて脚本と監督を任された大森監督は「走ることを演じるのではなく、走っている姿が自然に見えるくらい走りこんでくれた」と俳優たちの頑張りに頭を下げた。

夏合宿を敢行したり、俳優それぞれの体型、運動経験などを考慮して作成された自主トレーニングに励んだり、まさにドキュメンタリーに近い状態で撮影は行われたという。小出は「最近、そこまで自分を追い込むことがなかった。にわかではあるが、僕たちも練習を積んで、たすきをつなぐ重みと素晴らしさを感じることができた。テレビで走っている姿を見ているだけで感動できるパワーがあるのがわかった」と力説した。

 また、天才的ランナー・カケル役の林遣都は、走りの練習のために通った某大学の陸上部から「撮影が終わったら、うちに来ないかと誘われた」と明かし、「ランナーズハイになったシーンは、リアルにハイになっていました」と見どころを語った。

 短距離の100メートルでは10.42秒で走った記録を持つダンテ・カーヴァーは、長距離は初体験ながらも「すごく楽しかった。(映画を)見たら走りたくなります」と話し、大森監督も「俳優たちが走って、風を感じた感覚を同じように体感できる作品になった」と自信をのぞかせた。

 このほか、中村優一川村陽介斉藤慶太斉藤祥太、橋本淳、森廉、内野謙太が登壇。映画『風が強く吹いている』は10月31日(土)より全国劇場公開。



精悍な表情の小出恵介 (C)ORICON DD inc. 

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