日本でも多くのファンを持つ大ヒットシリーズの約6年ぶりとなる最新作『ターミネーター4』がいよいよ13日より全国公開される。そのジャパン・プレミア出席のため来日した主演のクリスチャン・ベイルとマックGがORICON STYLEのインタビューに登場。監督はすでに次作となるシリーズ5と6の脚本を書き上げており、渋谷のスクランブル交差点や秋葉原での撮影、人気グループ・AKB48出演の構想があることを明かした。
◆『ターミネーター』アイコン、シュワルツェネッガー出演へのこだわり
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先日開催されたジャパンプレミアの報道や、テレビ情報番組などへの出演での陽気でエネルギッシュな言動が注目を集めているマックG監督。シリーズ過去最高額の製作費280億円をかける本作への熱い思いを、歯に衣着せぬ語り口でまくしたてる。
「『T1(ターミネーター1)』『T2』はクラシックと呼べる名作ですが、女性のターミネーターが登場する『T3』は、観客がシリアスに受け止められなかったと思うんです。『T4』では、観客から失ったその信頼を取り戻すことをまず考えました。ただ、アイデアはもう出尽くしています。シリーズ3作をリスペクトしたカタチで取り入れながら、最初の作品のほうに少しだけ描かれていた未来の戦争を、新しいシリーズの出発点として大々的に膨らませて描こうと」
そのリスペクトのひとつが、アーノルド・シュワルツェネッガーの出演。映画の話題性の喚起もひとつのねらいであるが、『ターミネーター』シリーズのアイコン的な存在であるシュワの出演へのこだわりは強かった。
「もちろんクリスチャン(・ベイル)を信用していますし、この映画は彼で十分成り立ちます。ただ、ファンが望んでいると思うし、これまでの作品への敬意として、シュワルツェネッガーを出演させたいという気持ちがありました。彼はこのシリーズのアイコンであり、最初の作品のときの若かりし姿で登場してもらうことが重要でした」
一方、主演のクリスチャンも、シュワとのCGによる“共演”については「シュワルツェネッガーさんと同じ場面に収まることはすごく楽しみでした。思い出深いシーンです」とコメントする。
◆『T5』と『T6』の脚本はもう書き上げています
また、本作が新3部作の第1章となることに触れると、その後に続く2章と3章について日本好きのマックGは「それは日本の皆さんにかかっている」と仰天プランを明かした。
「『T5』と『T6』の脚本はもう書き上げています。5作目の冒頭は、渋谷のスクランブル交差点で始まります。大勢の人が歩いている交差点に、あの“青い球”が現れて、ジョン・コナーが未来から登場するんです。そして、渋谷の人たちに機械軍が来ることを警告しますが、ジョン・コナーは頭がおかしいと思われます・・・。でも、『T4』を皆さんが観てくれないと、次の作品は作れないかもしれないんですけどね(笑)」
日本びいきで秋葉原好きのヲタク監督としても知られる(?)マックGは、さらに…。
「秋葉原の街、特有の活気、雰囲気は、この地球上にふたつとないでしょう。スタジオのセットでは再現することはできません。AKB48も大好きで、メンバーが巨人になって秋葉原に登場するシーンも考えています。実現するといいですけどね(笑)」
日本のファンやマスコミへのリップサービスも忘れず、しゃべりっぱなしで空気を和ませ、場を盛り上げるマックG。そんな監督について、クリスチャンは感心しながら話す。
◆撮影中もずっとハイテンションだったマックG・・・
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「どうしてそうなっちゃうのかはわかりませんが、いつもずっとああいう感じです(笑)。監督は、撮影中も終始あのエネルギーで話していましたが、そうやって俳優やクルーなど皆のモチベーションを高めることに満足して、楽しんでいるんだと思います。それは、私が持っているエネルギーや熱意とは違うもので、私は監督に比べてずっと静かな人間ですが、そういう自分に満足しています(笑)」
そして一方、「彼はムービースターに興味はない、ホンモノの俳優」とベイルに絶対的な信頼を寄せるマックG。ふたりの性格の違いについて聞くと、ベイルのモノマネを披露(本当にそっくり!!)し、その場にいたスタッフを爆笑させる・・・。
「皆が同じじゃおもしろくないですよね。いろいろなエネルギーがあって、マジックが生れます。サム(・ワーシントン)とクリスチャンもまったく違います。クリスチャンは、自分のシーンをすごく計算していて、どこで呼吸して瞬きするかまで、すべて事前に決めています。一方、サムは、そのときの雰囲気でいろいろなことを試します。ふたりともまったく違いますが、そうやって化学反応が生れていきます。それを爆発させるんです(笑)」
| クリスチャン・ベイル 【PROFILE】 1974年1月30日、イングランド・ウェールズ生まれ。最近の主演作は『バットマン ビギンズ』(2005年)で演じたバットマン役を再演し、記録的な大ヒットとなった『ダークナイト』(2008年)。最新作は、マイケル・マン監督、ジョニー・デップ共演の『パブリック・エネミーズ』(2009年)。 マックG 【PROFILE】 1968年8月9日、アメリカ・ミシガン州生まれ。Gapとコカ・コーラのCM監督としてキャリアをスタート。映画監督デビューは『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)。続編『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』(2003年)でも監督を務める。『スーパーナチュラル』『The O.C』などテレビドラマの製作を数多く手がける。 |
| 『ターミネーター4』 2018年。人類の滅亡を狙う機械軍<スカイネット>が起した核戦争〜<審判の日>〜から、10年が経った。ジョン・コナーは、生き残った人間たちによる抵抗軍の指導者を引き受け、スカイネットとの戦いを決意する。ある日、ジョンは謎の男マーカス・ライトと出会う。彼の体は半分が人間で、半分ターミネーターだった。敵か見方か、マーカスは記憶を失くしていた。 監督:マックG 出演:クリスチャン・ベイル サム・ワーシントン ほか / 予告編 6月13日(土)より全国ロードショー / 公式サイト |
2009/06/11