細マッチョ、ゴリマッチョ・・・。テレビCMですっかりおなじみになり、すでに今年の流行語として多く使われる“マッチョ”だが、そもそもは肉体を駆使して激しいアクションをこなすハリウッドスターや、筋肉隆々のボディビルダーなどを指す言葉として多く使われていた。そんなマッチョについての意識調査を行い、肉体派ハリウッドスター(男性)を聞いたところ、元祖マッチョスター、アーノルド・シュワルツェネッガーが圧倒的な支持を得て1位に輝いた。

現・米カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガーだが、その出世作はあの大ヒットシリーズの1作目『ターミネーター』(1984年)。未来からやってくる筋肉隆々の殺人サイボーグが、銃弾の雨を受けても倒れず、警察署でマシンガンをぶっ放し、立ち向かうものをなぎ倒していく姿は圧巻。悪役ながら強烈なインパクトを残し、映画は大ヒット。シュワルツェネッガーは、この作品をきっかけにスターダムを駆け上がった。
その後、コメディ映画などにも主演し活躍の場を広げるが、やはり、強靭な肉体を披露するアクション大作『ターミネーター2』(1991年)『ターミネーター3』(2003年)を通して、シュワルツェネッガーのマッチョスターとしての人気はここ日本で不動のものになったといえるだろう。今回のアンケート調査では、シュワルツェネッガーと、『ランボー』『ロッキー』シリーズで知られるシルベスター・スタローンが2強になったが、シュワルツェネッガーがダブルスコアに近い差をつけてトップに立っている。
興味深いのは、シュワルツェネッガーが10〜40代の世代別ランキングすべてを制覇していること。30〜40代ではブルース・ウィリスやスティーブン・セガールを抑え、10〜20代では細マッチョ・スター、ウィル・スミスやオーランド・ブルームを上回り、その座をキープしている。その人気ぶりの秘密には、やはり『ターミネーター』の圧倒的な認知度がありそうだ。

同時に調査した好きなSFシリーズ映画ランキングでは、『スター・ウォーズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』というSF映画の金字塔とも呼べる作品に続いて、『ターミネーター』が3位にランクイン。同シリーズの幅広い世代での認知度と人気ぶり、そのブランド力を示している。
そんな人気シリーズの最新作『ターミネーター4』がいよいよ6月13日より公開される。今作では、“審判の日”から10年後の2018年が舞台。過去の『ターミネーター』3部作が、未来の“審判の日”を阻止しようとする人間対マシーンの闘いを描いたのに対して、『ターミネーター4』は新3部作の第1章として、スカイネット最後の猛攻が開始されようとするときに人類軍の指導者となり、機械軍の支配する世界に立ち向かうジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)の姿を描く。
そして、やはり『ターミネーター4』にシュワルツェネッガーは出演する!しかし、今作では、知事としての公務が多忙なため撮影への参加はかなわず、カナダのボディービルダーが吹き替え出演。その顔の部分に、シリーズ1作目のシュワルツェネッガーの顔をCGで合成したデジタル出演になる。一瞬、その若さにそっくりさんかと見間違うかもしれないが、まぎれもなく本人。『ターミネーター』シリーズならではの“追いかけられるシーン”のなかで、あの1作目の懐かしいターミネーターを楽しむことができる。
シリーズ過去最高額の製作費280億円を投じる本作。その見どころは、CGを駆使した人類と機械軍(スカイネット)の圧倒的なスケールの戦闘シーンや、体の半分が人間で半分がターミネーターのマーカス・ライト(サム・ワーシングトン)とジョンの人間ドラマなど盛りだくさん。大ヒットしたシリーズ前2作の日本での興行収入は、それぞれ95億円、81億円。今作がこれを上回るヒットになるか注目が集まる。
『ターミネーター4』は、6月6日(土)7日(日)に先行上映、6月13日(土)より全国ロードショーされる。