連続ドラマ『ブラッディ・マンデイ』では激しい戦闘や拷問シーンもこなし、その美しいテロリスト役で男性のみならず女性をも惹きつけている吉瀬美智子。これまでにも『働きマン』や『ライアーゲーム』などのテレビドラマで注目され、2008年は映画やドラマ、CMなどでの活躍で今まさに旬の女優として人気急上昇中。2009年はエロをテーマに文学を掘り下げる連続ドラマ『妄想姉妹』で主人公を演じる吉瀬が、その出演への思いと、2008年の女優業について語る。
「今までにないタイプのドラマ」と吉瀬が語る『妄想姉妹』は、文豪たちの文学作品の官能的な部分にスポットをあて、吉瀬と紺野まひる、高橋真唯が演じる三姉妹の妄想の世界の“エロティシズム”を女性監督が演出する。この一風変わった設定に吉瀬は、出演の話を受けすぐさま興味を惹かれた様子。
「台本を読んだ時にすっと入り込めました。女性監督ですし、きっと素敵に撮ってくれるのではないでしょうか? 女性からみてもやらしくない作品になればいいなと思っています。今からどんな映像になるのか楽しみです」
深夜ドラマで美人三姉妹が妄想……。その物語設定や映像、演出など見所は多いが、着物などの和装もあり、使われる衣装も豪華。吉瀬は着物を着るのを楽しみにしており、その感覚が観ている人に伝わってほしいと語る。男性だけでなく女性をも魅了するドラマになりそうだ。
「深夜番組だからセクシーな感じの部分もできますし、それをキレイに描けたら理想的だなと思いました。大胆にみせるセクシーさよりも、ちょっとした仕草とか、隠していながらちょっとやらしいという感じを求めていて、観ているひとの想像を掻き立てるような作品になるといいなと思っています。妄想がさらに妄想を呼ぶみたいになると思いますよ(笑)。着物は独特で、女性らしくなるといいますか、着ると性格も変わるんですよね。衣装合わせではいろいろな着物があって、着ているだけでとても楽しかったんです。ちょっと昔風の遊んでいる感じのものもありますし、今のおしゃれな女の子が観ても楽しいと思います」
「台本を読んだ時にすっと入り込めました。女性監督ですし、きっと素敵に撮ってくれるのではないでしょうか? 女性からみてもやらしくない作品になればいいなと思っています。今からどんな映像になるのか楽しみです」
深夜ドラマで美人三姉妹が妄想……。その物語設定や映像、演出など見所は多いが、着物などの和装もあり、使われる衣装も豪華。吉瀬は着物を着るのを楽しみにしており、その感覚が観ている人に伝わってほしいと語る。男性だけでなく女性をも魅了するドラマになりそうだ。
「深夜番組だからセクシーな感じの部分もできますし、それをキレイに描けたら理想的だなと思いました。大胆にみせるセクシーさよりも、ちょっとした仕草とか、隠していながらちょっとやらしいという感じを求めていて、観ているひとの想像を掻き立てるような作品になるといいなと思っています。妄想がさらに妄想を呼ぶみたいになると思いますよ(笑)。着物は独特で、女性らしくなるといいますか、着ると性格も変わるんですよね。衣装合わせではいろいろな着物があって、着ているだけでとても楽しかったんです。ちょっと昔風の遊んでいる感じのものもありますし、今のおしゃれな女の子が観ても楽しいと思います」
■セクシーさはやりすぎ注意ですね(笑)
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吉瀬といえば、自然ににじみ出る妖艶な存在感が印象的だが、そのセクシーさは普段の自身の姿ではなく、またあえて演出しているものでもない。観るものにそう感じさせる雰囲気をもっているのだ。今作でも特別にその部分の演技は意識していないという。
「私は本当はサバサバしていて男っぽいんです。でも役柄のせいかセクシーと思っていただいているみたいで、セクシーさに関してはあんまり考えなくていいかと思っています。逆にやりすぎ注意ですね(笑)」
ドラマは文学作品を題材にし、現代だけではなく明治や大正の時代を描く場面も登場する。そのなかの官能的な部分にスポットをあてるとしながらも、やはり時代設定や堅苦しい文学のイメージにハードルの高さを感じる人もいるかもしれない。しかし、そこで伝えるのは難解なメッセージではなく、時代を超えて通じるものだ。
「文学はあまり興味がある世界ではなかったんですけど、この台本をいただいてから、すごく読んでみたくなりました。昔の時代のおおっぴらに出さない内に秘めた思い、昔ながらの感情や切ない感覚は、わりと今の若い子もハマると思います。今の女性がどういう恋愛をしているのかよくわからないんですけど。私も遠のいちゃっているんで(笑)。ドラマを観て、愛の形としてそういう恋愛もあるんだなと思っていただければと思います」
そんなドラマの世界は三姉妹の妄想のなかで展開される。が、普段の吉瀬自身はあまり妄想はしていないという。
「現実主義なんだと思うんですけど、妄想ってあんまり得意ではないんですよ。もしかしたら、妄想はしていて、それを受け入れたくないのかも(笑)。この作品を通じてこれから妄想するようになるかもしれませんが……。言葉としては、妄想というよりも想像とかイメージです。でも、誰かの妄想に自分が出てくるのはいいですよね。いいふうにとらえてくれますし。先日、関根勤さんの妄想に私が出たらしくて、関根さんのラジオ番組からコメントを求められました(笑)」
「私は本当はサバサバしていて男っぽいんです。でも役柄のせいかセクシーと思っていただいているみたいで、セクシーさに関してはあんまり考えなくていいかと思っています。逆にやりすぎ注意ですね(笑)」
ドラマは文学作品を題材にし、現代だけではなく明治や大正の時代を描く場面も登場する。そのなかの官能的な部分にスポットをあてるとしながらも、やはり時代設定や堅苦しい文学のイメージにハードルの高さを感じる人もいるかもしれない。しかし、そこで伝えるのは難解なメッセージではなく、時代を超えて通じるものだ。
「文学はあまり興味がある世界ではなかったんですけど、この台本をいただいてから、すごく読んでみたくなりました。昔の時代のおおっぴらに出さない内に秘めた思い、昔ながらの感情や切ない感覚は、わりと今の若い子もハマると思います。今の女性がどういう恋愛をしているのかよくわからないんですけど。私も遠のいちゃっているんで(笑)。ドラマを観て、愛の形としてそういう恋愛もあるんだなと思っていただければと思います」
そんなドラマの世界は三姉妹の妄想のなかで展開される。が、普段の吉瀬自身はあまり妄想はしていないという。
「現実主義なんだと思うんですけど、妄想ってあんまり得意ではないんですよ。もしかしたら、妄想はしていて、それを受け入れたくないのかも(笑)。この作品を通じてこれから妄想するようになるかもしれませんが……。言葉としては、妄想というよりも想像とかイメージです。でも、誰かの妄想に自分が出てくるのはいいですよね。いいふうにとらえてくれますし。先日、関根勤さんの妄想に私が出たらしくて、関根さんのラジオ番組からコメントを求められました(笑)」
■何かに出演すればするほど自分にプラスに
2008年はゴールデンタイムの連続テレビドラマでの存在感のある演技や数多くのCMへの出演など、その躍進ぶりが目立った吉瀬。すでに来年はNHK大河ドラマへのゲスト出演も決まっているが、女優業への自然体のアプローチとプロ意識を節々ににじませながらも柔らかな語り口からは、さらなる幅広いステージでの活躍を予感させる。
「女優業をやらせていただいていて、やっと楽しくなってきつつあるので、また2009年もどんどんお仕事していけたらと思います。何かに出演すれば確実に何かを得られますので、多く出れば出るほど自分にはプラスになります」
「女優業をやらせていただいていて、やっと楽しくなってきつつあるので、また2009年もどんどんお仕事していけたらと思います。何かに出演すれば確実に何かを得られますので、多く出れば出るほど自分にはプラスになります」
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2009/01/09