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「最も泣ける本」1位『いけちゃんとぼく』実写版キャラに蒼井優が決定

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 2007年放送のフジテレビ系『ザ・ベストハウス 123』で「最も泣ける本」の1位に選ばれた絵本を実写映画化した『いけちゃんとぼく』の主人公キャラクター“いけちゃん”の声に女優・蒼井優が起用され8日(水)、都内で行われたアフレコ会見で蒼井は「映画をつくる1人として(短い期間での収録に)完全燃焼できたのか自分でも分からないですが、素敵な話に関われてよかったです」と喜びを語った。

アフレコに挑戦する蒼井優 

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 切ないラストが大反響を呼んだ同作の主人公いけちゃんをフルCGで表現。感情によって色や形が変わるいけちゃんを演じた蒼井は「3日間しか収録がなかったので、今でも自分の中でベスト(の演技)だったか答えが出せない状態」と、過去に声優経験はあるものの慣れない声の出演にとまどった様子。

 そんな蒼井のアフレコを見学した原作者の西原理恵子は「こんな“チョボい”のでごめんね。おばちゃん、もうちょっとちゃんと描けばよかったね…」と苦笑いするも「(キャラと蒼井の声が)とても合ってるって監督と話した」と太鼓判。いけちゃん誕生エピソードを「元々は息子の落書きだった」と明かすと、蒼井は「えっそうなんですか!」と驚きを隠せない様子だった。

 会見にはほかに“ぼく”を演じる子役の深澤嵐も出席。映画『いけちゃんとぼく』は3月完成、初夏に全国で公開予定。また西原の漫画家デビュー20周年を記念して、絵本処女作となった同作のほか今秋には『女の子ものがたり』も実写映画化。また『毎日かあさん』がテレビアニメ化され、テレビ東京系で4月より放送開始。

関連写真

  • アフレコに挑戦する蒼井優 
  • いけちゃん 
  • 『いけちゃんとぼく』(C)2009「いけちゃんとぼく」製作委員会 配給:角川映画 初夏、全国ロードショー 
  • 映画「いけちゃんとぼく」アフレコ会見に出席した(左から)深澤嵐、蒼井優、西原理恵子 
  • アフレコに挑戦する蒼井優 
  • 映画「いけちゃんとぼく」アフレコ会見に出席した深澤嵐 
  • 映画「いけちゃんとぼく」アフレコ会見に出席した原作者の西原理恵子さん 

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