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　俳優の哀川翔が22日（土）、東京・浅草で開催されている『第1回したまちコメディ映画祭 in 台東』の地域応援作品映画として出品された『デコトラの鷲／祭りばやし』（2003年公開作品）の舞台あいさつを中映劇場で行った。2003年公開作品ながら、浅草を舞台にした同作の再上映に感慨深げな哀川は、同映画祭が来年も開催することを受け「また（浅草舞台で）作らなきゃいけない。やばいよ」と浅草での続編製作に意欲をみせた。

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　同作はデコトラを転がし年中旅を続ける飛田鷲一郎（哀川）の人情を描いた人気シリーズの第1弾。「翔さ〜ん」コールが沸く中、哀川は「この浅草で映画祭を、と言っていたのが実現して嬉しく思う」と爽快な笑み。構想5年で実現した同映画祭開催に共演者の小西博之も「これがきっかけになったんでしょ？」と浅草を舞台にした同作に胸を張った。

　また冒頭の哀川の“続編希望”に須藤為吾郎プロデューサーは「もう考えてます」と含みを持たせ、場内を沸かせていた。

　浅草在住のクリエイター・いとうせいこうを総合プロデューサーに迎え、国内外のコメディ映画の名作や新作を上映する『第1回したまちコメディ映画祭 in 台東』は、日本のコメディ発祥の地とされる浅草、芸術や文化施設の集合地域である上野を舞台に24日（月・祝）まで開催中。

　この日はほかにオープニングセレモニーが行われ江藤博利、山田優、山崎静代、中別府葵、永田彬、小沢昭一、デーモン小暮閣下、友吉鶴心、青空球児、なぎら健壱、竜小太郎、三遊亭小円歌、浅香光代、櫻川梅后、林家いっ平（海老名香葉子・代理）、内海桂子らも参加した。