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　歌舞伎役者の松本幸四郎、市川染五郎親子が出演する、生誕120周年を記念したキリンビールの新CMが、2人にとってＣＭで初の親子共演であることがわかった。染五郎が「この年になって、初めて面と向かって“おやじさん”って呼びました」と明かすなど、初づくしとなっている同CMは、5月31日（土）から全国でオンエアされる。

　これは「親子の絆」を描いたCMとなっており、2人がビールグラスを傾けながら、台本なし演出なしという“素”の親子の会話を披露。お互いへの想い、子育てについて、歌舞伎への思い入れなど、テレビや舞台ではなかなか見せることのない本音トークが交わされている。

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　撮影では、最初は緊張気味だった2人も、ビールを飲むにつれ徐々にリラックス。撮影後は「いや、この会、いいですね。これからもこういう会をやりますかね」とご機嫌な染五郎に対し、幸四郎は「何を言ってんの」と最初は軽く受け流しつつも、「息子と飲むビールっていうのもなかなかいいね」とポツリとつぶやくなど、親子の絆を再確認する一幕もあったという。

　なお、CMソングには井上陽水の名曲「少年時代」が起用され、親子の対話を情感たっぷりに演出している。