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Gackt、謙信役見初められハリウッド・デビュー決まる

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 俳優としても活躍するアーティストのGacktが、ハリウッド映画『BUNRAKU』(2009年公開予定)に出演することがわかった。ガイ・モシェ監督からの出演依頼に応えたもので、ジョシュ・ハートネット、デミ・ムーアらとの共演が実現。今月中旬よりルーマニアで始まった撮影に合流しているGacktは、「この映画における僕の必要性を強く感じ、出演を快諾しました」と語っている。

 『BUNRAKU』は、『Holly』(2006年)のモシェが監督・脚本を手がける新作で、タイトルは、日本の伝統芸能である人形劇、文楽からとったもの。ストーリーなど詳細は明らかにされていないが、海外映画専門紙などによると、ハートネットが演じる流浪人・ドリフターによる復讐劇で、近未来のボーダレスな世界を舞台に、文楽やビデオゲーム、コミック、またドイツ表現主義など様々な要素が盛り込まれたアクション作品になるという。

 本作でGacktが演じるのは、ドリフターの相棒となる武士道の精神を表現するサムライ・Yoshi役。昨年のNHK大河ドラマ『風林火山』での上杉謙信役が高い評価を受けていたGacktに注目したモシェ監督は、直接本人を口説いた。その熱意に打たれたGacktは、「監督自ら日本に足を運び、この映画と僕の出演に対する熱い思いを何度も語り続ける姿勢に心を打たれました」と出演を快諾。『風林火山』でのドラマ初出演に続いて、一気にハリウッド進出を果たすことになった。

 Gacktは、俳優としての表現が世界に認められたことを喜びながら「ハリウッドを代表する大物俳優が並ぶなかで、自分の演技、表現が世界に通用することを証明したいと思います。夢をまたひとつ叶えに行ってきます」と力強くコメントしている。

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『BUNRAKU』でジョシュ・ハートネットと共演するGackt 

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