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　俳優・高橋克実が11日（金）、イチローや田口壮ら著名プロ野球選手を育てた名コーチの故・高畠導宏さんが、後に高校教諭として活動する姿をモデルに描いたNHK土曜ドラマ『フルスイング』（1月19日（土）よる9時スタート）の会見で、これまでに経験の無い“出ずっぱり”撮影を「セリフの分量が多くて・・・」と振り返るも、満足げな表情を浮かべていた。

　「フォルムだけで選ばれたと思っている」と実年齢より12〜13歳年上の主人公・高林導宏役を演じる高橋は「セリフの分量が多くて多くて・・・ずっと出してもらえたので全てが体当たり演技。外見が功を奏しましたね！」と苦笑い。高畠さんの教え子である元ロッテ・武藤選手から直々にスイングを教わったといい「素人は点で打つが、プロは線で打つ。ポスターで振るシーンを撮ったが、指導前後で大きく変わった」と興奮気味。現在も、所属事務所の先輩・段田安則の草野球チームに在籍する高橋は「早く試したいのですが、忙しくて1年ぐらい野球をやれていないのが残念」と肩を落としていた。

　また、父親が元近鉄、現在は東北楽天のスカウトを務めている共演の吹石一恵は「珍しく父が『ドラマ撮影、どうだ？』って聞いてきた。ドラマのお陰で、以前より父と交流ができていますよ」と喜んでいた。

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