俳優のジョン・マルコヴィッチが、映画『ワイルド・ホース・ナイン』(2027年1月29日公開)で、「第83回ベネチア国際映画祭」の最優秀男優賞に当たるヴォルピ杯を初受賞した。
マルコヴィッチは新作の撮影でカナダ・モントリオールに滞在していたため、イタリア現地時間12日に行われた授賞式には欠席。ビデオメッセージを寄せ、「これまで多くの素晴らしい俳優たちに贈られてきた賞に選んでいただき、身の引き締まる思いです」と喜びを語った。
本作は、『スリー・ビルボード』『イニシェリン島の精霊』のマーティン・マクドナー監督が、オリジナル脚本を自ら手がけた最新作。マクドナー監督がサーチライト・ピクチャーズと組むのは、本作で3度目となる。
舞台は、チリで軍事クーデターが起きる直前の1973年。“モアイ像”で知られるイースター島に降り立ったCIAエージェントのクリス(マルコヴィッチ)とリー(サム・ロックウェル)は、それぞれの過去や進行中の陰謀と格闘するなか、自由を求める反権力派の学生モニカ(マリアナ・ディ・ジローラモ)とアリシア(アイリン・サラス)に出会う。やがて、CIA南米支局長のMJ(スティーヴ・ブシェミ)を巻き込む事態へと発展していく。
映画祭で行われたワールドプレミアには、マクドナー監督をはじめ、マルコヴィッチ、ロックウェル、ブシェミ、ディ・ジローラモ、サラス、パーカー・ポージーらが集結。上映後には約15分間にわたるスタンディングオベーションが送られた。
海外メディアからは、マルコヴィッチとロックウェルの掛け合いや、マルコヴィッチが役に与えた深みなどを評価する声が相次いだ。
マルコヴィッチはワールドプレミアで、「私は人生を通して、大好きなことをやってきました。これからもそれを続けていくつもりです」とコメント。「引退するつもりはありません。時が来れば、周りが私を引退させてくれるでしょう。それが物事の自然な流れだと思いますから」と生涯現役への意欲を語っていた。
過去ベネチアでヴォルピ杯の栄冠をつかんだジャン・ギャバン、三船敏郎、アレック・ギネス、ジェームズ・スチュアートからショーン・ペン、ハビエル・バルデム、ウィレム・デフォー、ブラッド・ピットらの中で、同一主演作でオスカーに輝いたのは、5度のオスカーノミネートを誇る伝説的名優ポール・ムニただ一人(1936年第4回)。マルコヴィッチが90年の時を超え、そのジンクスを破れるか、大いに注目される。
『ワイルド・ホース・ナイン』は、10月26日に開幕する「第39回東京国際映画祭」のガラ・セレクションにも選出され、日本での初上映を予定している。
第83回ベネチア国際映画祭、ヴォルピ杯(男優賞)を初受賞したジョン・マルコヴィッチ(撮影:Aleksander Kalka/提供:La Biennale di Venezia Historical Archives)
マルコヴィッチは新作の撮影でカナダ・モントリオールに滞在していたため、イタリア現地時間12日に行われた授賞式には欠席。ビデオメッセージを寄せ、「これまで多くの素晴らしい俳優たちに贈られてきた賞に選んでいただき、身の引き締まる思いです」と喜びを語った。
舞台は、チリで軍事クーデターが起きる直前の1973年。“モアイ像”で知られるイースター島に降り立ったCIAエージェントのクリス(マルコヴィッチ)とリー(サム・ロックウェル)は、それぞれの過去や進行中の陰謀と格闘するなか、自由を求める反権力派の学生モニカ(マリアナ・ディ・ジローラモ)とアリシア(アイリン・サラス)に出会う。やがて、CIA南米支局長のMJ(スティーヴ・ブシェミ)を巻き込む事態へと発展していく。
映画祭で行われたワールドプレミアには、マクドナー監督をはじめ、マルコヴィッチ、ロックウェル、ブシェミ、ディ・ジローラモ、サラス、パーカー・ポージーらが集結。上映後には約15分間にわたるスタンディングオベーションが送られた。
海外メディアからは、マルコヴィッチとロックウェルの掛け合いや、マルコヴィッチが役に与えた深みなどを評価する声が相次いだ。
マルコヴィッチはワールドプレミアで、「私は人生を通して、大好きなことをやってきました。これからもそれを続けていくつもりです」とコメント。「引退するつもりはありません。時が来れば、周りが私を引退させてくれるでしょう。それが物事の自然な流れだと思いますから」と生涯現役への意欲を語っていた。
過去ベネチアでヴォルピ杯の栄冠をつかんだジャン・ギャバン、三船敏郎、アレック・ギネス、ジェームズ・スチュアートからショーン・ペン、ハビエル・バルデム、ウィレム・デフォー、ブラッド・ピットらの中で、同一主演作でオスカーに輝いたのは、5度のオスカーノミネートを誇る伝説的名優ポール・ムニただ一人(1936年第4回)。マルコヴィッチが90年の時を超え、そのジンクスを破れるか、大いに注目される。
『ワイルド・ホース・ナイン』は、10月26日に開幕する「第39回東京国際映画祭」のガラ・セレクションにも選出され、日本での初上映を予定している。
2026/09/13