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『GIFT』山田裕貴&有村架純、互いを“戦友”と表現「一緒で良かった」

 俳優の堤真一が主演を務める、TBS系日曜劇場『GIFT』(毎週日曜 後9:00)。ブルズの“輝きを失った”孤高のエース・宮下涼を演じる山田裕貴と、取材を通して車いすラグビーやブルズと深く関わっていく雑誌記者・霧山人香を演じる有村架純の対談が実現。お互いを“戦友”だと明かす二人が物語も中盤戦となった今、どんな話を繰り広げるのか。

日曜劇場『GIFT』の場面カット (C)TBS

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■10年来の再共演で実感する、互いの信頼と“研ぎ澄まされた”表現力

――初共演から10年以上を経て、今作でまた共演されることになりました。再共演を知った時の率直な気持ちを教えてください。

山田:良かったなという思いですね。

有村:同じく。

山田:この作品において、宮下涼と霧山人香という二人は、関係性が変化していく役なので、それが初めましての人なのか、4度目の人なのかで、全然違うと思うんです。さらに有村さんという、自分にとって“戦友”と感じている人なので、「一緒で良かった」と思いました。

――本作を撮影する中で、お互いのお芝居を見て感じた“変化”や“進化”はありますか?

山田:お芝居の変化で言うと、僕は最初から有村さんに対して“引き算”ができる人だなと思っていて、悲しいからといって悲しい顔をするのが正解ではないということが、本能的に分かっていたのかもしれません。

それを僕は『スターマン・この星の恋』(2013年/フジテレビ・カンテレ)の頃から感じていたのですが、悲しい時に笑っている人もいるし、自分の感情やお芝居を真っすぐ伝えるだけではない、その幅をいっぱい持っている人だと思っていました。今はそれがより洗練されて、その役柄の心情というものをすっと置いていくように伝えることができる。それは進化というより、ずっと研ぎ澄まされ続けている感じがします。

一つのことにフォーカスを当てるのではなくて、ちゃんといろいろなセンテンスを考えることができる人なので、鍛錬されていったものが徐々にそぎ落とされてもいく中で、“お芝居している感じ”が強すぎないところが素晴らしいなと、改めて思いました。

有村:ありがとう。出会った時からこの世界をずっと一緒に並走してきて、私は山田くんの活躍もずっと見ていたし、その中で映画「ストロボ・エッジ」(2015年)、そしてNHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)と一緒になるタイミングもあって。

感情一つにしても、台本の読み方一つにしても、画で想像すること一つにしても、見えるものに奥行きがあって。久々に一緒に現場に立っていて、お芝居する時でも、お芝居をしていない時の現場でも「深い人間にどんどん変化しているな」と感じました。

私が印象に残っているのは、山田くんが25歳、26歳の時に、自分が忙しかったタイミングで、「うわ、俺も早くそこに行きたい」とめちゃくちゃ切望していたのを覚えていて。

山田:僕も覚えている。

有村:「いや、絶対すぐでしょ」と私は思っていたんですけど。そうしたら、みるみるお芝居の作品もお仕事も幅が広がっていって、「やっぱりな」と。それくらい頑張っている姿を見てきていたから、より今回一緒になって本当に感動しました。

山田:うれしいですね。

■“戦友”と呼ぶ理由――共に戦ってきた時間

――お二人が“戦友”と呼ぶきっかけは?

山田:僕は「戦っているな、この人」と思えるかどうかがすごく重要で。オファーの時にプロットや企画書、台本を読むじゃないですか。そこで、「どうしよう、やらせてもらおうか」「今の自分にはどうなんだろう」と悩むこともあります。

そもそも、そのように考えさせていただくこと自体もありがたいことだと重々理解しつつ、(有村さんは)「この役は私にとってはこうだから多分違うと思って。だけど、こういう役にはチャレンジしたいから、今私はこの作品をやっている」と“戦っている人”の温度を持っているなと感じたからです。

多分『どうする家康』の取材の時くらいに、“戦友”って自然に言うようになった気がする。もしかしたら「ストロボ・エッジ」が大きかったのかな。

有村:そうだね。廣木隆一監督と一緒に撮影した環境がね。

山田:動きが違ったら「違う。よーい、はい」「戻って。よーい、はい」と20〜30回と続くんです。細かいことは何も言われないんです。でも、楽しかった。

有村:楽しかった。

山田:考えるから。今はもちろんスケジュールなどの都合で、細かくできない部分がたくさんあるのかもしれないけど。(廣木監督は)怒っているわけではなく、ただ正解を言わない。でもそんな環境だったからこそ、より共に戦った感があるのかなと、僕は思います。

有村:ぜいたくだったよね。一緒に“廣木塾”の塾生になって。確かにそこから「あの時、一緒に頑張ったよね」って。山田くん自身もなんとなくでお仕事をもちろんやっていないですし、一つ一つ今の自分に必要か、挑戦したら自分がどんな景色や可能性が広がるのかをちゃんと構築しています。

必ずその結果が出るために努力して、考えて考えて考え抜いて、その役を生き抜いて、また新しいステージに行く。常に自分自身を更新しようとし続けている人間なので、それは見ていても説得力があるし、人としての心という部分で信頼できます。

この映像業界を一緒に走っている仲間がいるということを思うだけで、自分も頑張れるという存在です。そういうところが“戦友”みたいなことなのかなとは思います。

■「人はいつだって生まれ変われる」──伍鉄さんの言葉を届けたい

――視聴者の方にメッセージをお願いします。

山田:この役をやることができて良かったなと思っています。まるで昔の自分を見ているようで、当時の自分は思うようにいかない状況に対して、自分が強くなれば、自分が一生懸命やっていればと思っていたのですが、この『GIFT』を通じてやっぱり違うなと。

仲間の大切さ、それは同じ方向を向いているかというところも、見ている場所も一緒であればあるほど、無限に可能性が広がるなと感じました。伍鉄さんの言う宇宙理論にものすごく通ずるなと。「いつだって生まれ変わることはできるし、その可能性を信じなければ宇宙はいつも闇ですから」という言葉も届いてほしいです。

きっと終わりに向かって成長していくドラマだと思うし、最高の終わり方を迎えられるのではないかと、そんな可能性を感じているので、ぜひたくさんの人に見てもらえたらなと思います。

有村:この作品は車いすラグビーを中心に描かれていく人間模様だったり、成長物語なのですが、登場するキャラクターがみんな愛らしくて、いとおしいキャラクターたちばかりです。

キャラクターが一生懸命、声を出しながら前を向く姿だったり、笑ったり、泣いたり、いろいろな感情を詰め込んだ作品で、みんなが頑張っている姿を見ただけで心がどんどん動かされていって、それがお芝居にも影響していて。画面を通して見てくださる皆さんにも、画面の中で生きている人たちのエネルギーが伝わったらいいなというふうに思います。

(編集:岩本和樹)

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