動画配信サービス「Netflix」の韓国作品が、“韓国のゴールデングローブ賞”とも呼ばれる「第62回百想芸術大賞」で圧倒的な存在感を示した。日本で独占配信されている作品だけでも全9作品・12部門を受賞し、主要部門を席巻。2年連続でNetflix作品が中心を担う結果となった。
中でも注目を集めたのは、『ウンジュンとサンヨン』(独占配信中)。テレビ部門で最多6部門7ノミネートを果たしていた本作は、【作品賞】と【脚本賞】をダブル受賞。
小学生時代に出会い、互いに憧れや嫉妬心を抱きながらも、かけがえのない存在として長年友情を育むウンジュンとサンヨンは、年齢を重ねていく過程で何度か別れと再会を経験。そんな中、2人が40代となったある日、サンヨンはあるお願いをするために突然ウンジュンのもとを訪れる。女性同士の友情や関係性の変化を繊細に描き出し、見る者の涙を誘うヒューマンストーリーは、韓国ドラマファンの間で高い支持を集めた。
また、『未知のソウル』(独占配信中)も最多の6部門でノミネートされていた中、顔以外は正反対の双子の姉妹を巧みに表現したパク・ボヨンが【女性最優秀演技賞】を受賞。さらに【演出賞】にも輝いた。
パク・ボヨン演じる日雇いでの仕事をこなす妹と、一流企業で働くも会社でのいじめが原因で極端な行動に及ぼうとした姉が、互いの人生を交換したことから始まるヒューマンドラマ。配信後は、Netflix週間グローバルTOP10(非英語番組部門)で3位を獲得するなど世界的ヒットを記録していた。
一方、テレビ部門の最高賞である【大賞】を受賞したのは、『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』(独占配信中)のリュ・スンリョン。韓国の大手通信会社で働くキム部長ことナクスはソウルに家を持ち、さらに有名大学に通う息子や専業主婦で美人な妻に囲まれ、順風満帆な生活を送っていた。しかし、役員への昇進を目前に左遷され、最終的には希望退職へと追い込まれる。韓国の競争社会や不動産事情を背景に、“完璧な人生”が崩壊していく中年サラリーマンの苦悩をリアルに描き、共感を呼んだ。同僚役のユ・スンモクも【男性助演賞】を受賞した。
さらに、タイムスリップと宮廷料理を掛け合わせた異色ドラマ『暴君のシェフ』(独占配信中)からは、暴君役で注目を浴びたイ・チェミンが【男性新人演技賞】を受賞。本作はNetflixグローバルTOP10(非英語番組部門)で2週連続2位を記録後、4週目には1位を獲得するなど、世界的な反響を呼んでいた。
1980年代の韓国映画界を揺るがした、とある官能映画の創作過程をモチーフに、2人の女優が厳しい現実にたくましく立ち向かう様を描いた『エマ』(独占配信中)からは、パン・ヒョリンが【女性新人演技賞】に輝いた。
さらに、『キアンの破天荒ゲストハウス』のキアン84が男性バラエティ賞を受賞した。
映画部門でもNetflix作品の勢いは止まらなかった。1970年代に実際に起きたハイジャック事件をモチーフにした映画『グッドニュース』(独占配信中)の監督を務めたピョン・ソンヒョンが、共同で脚本を手がけたイ・ジンソンとともに【脚本賞】を受賞。山田孝之、椎名桔平、笠松将ら日本人キャストの出演でも話題を呼んでいた作品だ。
百貨店で働く心を閉ざして生きる3人の男女が、徐々に心を通わせていく様を描いたヒューマンドラマ『パヴァーヌ』(独占配信中)は、音楽で【芸術賞】に輝いた。
ロシアのウラジオストクを舞台に、韓国と北朝鮮の工作員が暗躍するスパイアクション映画『HUMINT/ヒューミント』(独占配信中)からは、南北の対立の中で苦悩するヒロイン役で12年ぶりの映画出演となったシン・セギョンが【女性助演賞】を受賞した。
「百想芸術大賞」は、映画とテレビ部門を網羅した最高峰の総合芸術賞。授賞式には、韓国の映画やテレビで活躍する俳優や製作者らが勢ぞろいするため、“韓国のゴールデングローブ賞”と呼ばれる。今年はミュージカル部門が新設されたことでも一層の注目を集めた。
■第62回百想芸術大賞 Netflix 作品:受賞結果一覧
★テレビ部門
『ウンジュンとサンヨン』作品賞、脚本賞
『未知のソウル』女性最優秀演技賞(パク・ボヨン)、演出賞
『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』テレビ部門大賞(リュ・スンリョン)、男性助演賞(ユ・スンモク)
『暴君のシェフ』男性新人演技賞(イ・チェミン)
『エマ』女性新人演技賞(パン・ヒョリン)
『キアンの破天荒ゲストハウス』男性バラエティ賞(キアン84)
★映画部門
『グッドニュース』脚本賞
『パヴァーヌ』芸術賞(音楽)
『HUMINT/ヒューミント』女性助演賞(シン・セギョン)
中でも注目を集めたのは、『ウンジュンとサンヨン』(独占配信中)。テレビ部門で最多6部門7ノミネートを果たしていた本作は、【作品賞】と【脚本賞】をダブル受賞。
小学生時代に出会い、互いに憧れや嫉妬心を抱きながらも、かけがえのない存在として長年友情を育むウンジュンとサンヨンは、年齢を重ねていく過程で何度か別れと再会を経験。そんな中、2人が40代となったある日、サンヨンはあるお願いをするために突然ウンジュンのもとを訪れる。女性同士の友情や関係性の変化を繊細に描き出し、見る者の涙を誘うヒューマンストーリーは、韓国ドラマファンの間で高い支持を集めた。
パク・ボヨン演じる日雇いでの仕事をこなす妹と、一流企業で働くも会社でのいじめが原因で極端な行動に及ぼうとした姉が、互いの人生を交換したことから始まるヒューマンドラマ。配信後は、Netflix週間グローバルTOP10(非英語番組部門)で3位を獲得するなど世界的ヒットを記録していた。
一方、テレビ部門の最高賞である【大賞】を受賞したのは、『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』(独占配信中)のリュ・スンリョン。韓国の大手通信会社で働くキム部長ことナクスはソウルに家を持ち、さらに有名大学に通う息子や専業主婦で美人な妻に囲まれ、順風満帆な生活を送っていた。しかし、役員への昇進を目前に左遷され、最終的には希望退職へと追い込まれる。韓国の競争社会や不動産事情を背景に、“完璧な人生”が崩壊していく中年サラリーマンの苦悩をリアルに描き、共感を呼んだ。同僚役のユ・スンモクも【男性助演賞】を受賞した。
さらに、タイムスリップと宮廷料理を掛け合わせた異色ドラマ『暴君のシェフ』(独占配信中)からは、暴君役で注目を浴びたイ・チェミンが【男性新人演技賞】を受賞。本作はNetflixグローバルTOP10(非英語番組部門)で2週連続2位を記録後、4週目には1位を獲得するなど、世界的な反響を呼んでいた。
1980年代の韓国映画界を揺るがした、とある官能映画の創作過程をモチーフに、2人の女優が厳しい現実にたくましく立ち向かう様を描いた『エマ』(独占配信中)からは、パン・ヒョリンが【女性新人演技賞】に輝いた。
さらに、『キアンの破天荒ゲストハウス』のキアン84が男性バラエティ賞を受賞した。
映画部門でもNetflix作品の勢いは止まらなかった。1970年代に実際に起きたハイジャック事件をモチーフにした映画『グッドニュース』(独占配信中)の監督を務めたピョン・ソンヒョンが、共同で脚本を手がけたイ・ジンソンとともに【脚本賞】を受賞。山田孝之、椎名桔平、笠松将ら日本人キャストの出演でも話題を呼んでいた作品だ。
百貨店で働く心を閉ざして生きる3人の男女が、徐々に心を通わせていく様を描いたヒューマンドラマ『パヴァーヌ』(独占配信中)は、音楽で【芸術賞】に輝いた。
ロシアのウラジオストクを舞台に、韓国と北朝鮮の工作員が暗躍するスパイアクション映画『HUMINT/ヒューミント』(独占配信中)からは、南北の対立の中で苦悩するヒロイン役で12年ぶりの映画出演となったシン・セギョンが【女性助演賞】を受賞した。
「百想芸術大賞」は、映画とテレビ部門を網羅した最高峰の総合芸術賞。授賞式には、韓国の映画やテレビで活躍する俳優や製作者らが勢ぞろいするため、“韓国のゴールデングローブ賞”と呼ばれる。今年はミュージカル部門が新設されたことでも一層の注目を集めた。
■第62回百想芸術大賞 Netflix 作品:受賞結果一覧
★テレビ部門
『ウンジュンとサンヨン』作品賞、脚本賞
『未知のソウル』女性最優秀演技賞(パク・ボヨン)、演出賞
『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』テレビ部門大賞(リュ・スンリョン)、男性助演賞(ユ・スンモク)
『暴君のシェフ』男性新人演技賞(イ・チェミン)
『エマ』女性新人演技賞(パン・ヒョリン)
『キアンの破天荒ゲストハウス』男性バラエティ賞(キアン84)
★映画部門
『グッドニュース』脚本賞
『パヴァーヌ』芸術賞(音楽)
『HUMINT/ヒューミント』女性助演賞(シン・セギョン)
2026/05/09