『昭和歌謡を歌い継ぐ〜美空ひばり』と題されたイベントが2月20日、東京・代々木上原にある古賀政男音楽博物館けやきホールで開催された。主催したのは日本作詩家協会。時代の中で燦然と輝いた昭和歌謡は、令和の今、YouTubeやサブスクリプション配信等で再び脚光を浴びつつある。年代を超えて親しまれ始めている昭和歌謡を、作詩家協会の視点で再度クローズアップしようと考えたのが今回のシンポジウムだった。この日の模様をレポートする。 今回のシンポジウムのテーマは美空ひばり。日本歌謡史に輝く巨星である美空ひばりさんを、その歌から、その生き様から多角的に分析しようと作詩家協会が総力を結集した。