漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』(ABCテレビ・テレビ朝日系 後6:30)が22日に行われ、令和ロマンが20代目王者に決定。2年連続でのトップバッターで、前人未到となる連覇を達成。過去最多1万330組の頂点に立ち、“日本一”の称号と賞金1000万円を手にした。優勝後の会見では、王者の風格を見せた。 高比良くるまは、会見場に現れると「まったく同じ景色だなと思いました」とニヤリ。「本当にうれしいもんですな。マジでもう、誰もしないんじゃないですか?できないとかじゃなくて、面倒くさいから」と話すと、松井ケムリも「歴史に名を残すのが好きなので、うれしいです」と声を弾ませた。 くるまは「最終決戦3組終わった時点で、優勝くらいうれしかった。いいM-1だったなと。もう、これよかったなと思ったので、プラスアルファご褒美もらったという感じですね」と告白。ケムリは「優勝しなかった場合は、なんで出たんだってなるので、できてよかったです」と笑顔を見せた。 来年以降について、くるまは「ラストイヤーまで、あと8年あるので、いつ出てくるんだろうっていう恐怖で脅かそうと(笑)。『M-1』が盛り上がらなくなったら、また出るぞっていう(笑)。まだ、あしたの自分はどんな自分かわからないので」と名言を残しながら喜びを口に。「それぞれ、ユニットで出るというのもありますので」と豪語すると、ケムリは「しばらくはないと思います」と慌てて否定した。 ファーストステージでは、令和ロマンが再びトップバッターとなり、850点を獲得。真空ジェシカが849点、ダークホースのバッテリィズが861点を獲得し、一気にトップへと躍り出た。
2024/12/22