視力を失った全盲の状態で患者と向き合う医師、福場将太さん。北海道美唄市で精神科医として従事する彼は、徐々に視野が狭まる病によって32歳で完全に視力を失った。それでも10年以上にわたり、患者の心の病と向き合っている。福場さんがいずれ失明すると分かりながらも医師を目指し、患者の心の中に潜む悩みや苦しみに寄り添う理由は何か。初の著書『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成して紹介する。■「目が見えなくなるのに、医師を目指す意味があるのだろうか」
2024/10/10