「第47回 日本アカデミー賞」授賞式が8日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて開催され、話題賞（俳優部門）を受賞した俳優の山田裕貴が登壇した。受賞スピーチで「話題だけで終わらず、長く続く話題を残せる俳優になる、とここに宣言します」と力強く語り、“証人”となった会場中の人々から大きな拍手を浴びた。

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　山田は「僕が俳優を目指したのは18歳の頃。名古屋から上京して、俳優の養成所に通っていた頃、ノートに『いつかアカデミー賞に立つような男になる』と書いて13年が経ちました」と回想。

　受賞対象となった出演作品のタイトル（『キングダム運命の炎』、『ゴジラ-1.0』、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-／-決戦-』、『BLUE GIANT』）を挙げ、目標にしていたアカデミー賞授賞式の舞台に立てた喜びをかみしめた。

　さらに話題賞は、ニッポン放送の看板番組『オールナイトニッポン』リスナーの投票で決定することから、山田が2022年4月からパーソナリティーを務める『オールナイトニッポンX（クロス）』のリスナーにも「本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

　そして「先ほどから（授賞式を）テーブル席から見させていただいてまして、（優秀主演男優賞や優秀助演男優賞の）5人の中にいつか自分も入りたい。新人俳優賞はまだ取れますか？最優秀助演男優賞、最優秀主演男優賞もいつかとれるような、話題だけで終わらず、長く続く話題を残せる俳優になる、とここに宣言します」と言って会場を沸かせていた。

　話題賞・作品賞は『キリエのうた』が受賞した。