俳優の水上恒司が、3月放送のテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻』に出演することが決定した。水上は、西島秀俊演じる主人公・服部金太郎の青年期を演じる。
金太郎は日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者。同作では、そんな金太郎の波乱の人生を描き出す。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢をかなえていった金太郎だが、一方で火災や震災など、数々の困難が彼の人生を襲う。
脚本を担当したのは、映画『凶悪』(2013年)で日本アカデミー賞・優秀脚本賞受賞の後、映画『東京リベンジャーズ』シリーズや、ドラマ『警視庁アウトサイダー』などヒット作を担当した高橋泉氏。脚本を読んだ感想を水上は「脚本には、金太郎が時間というものに魅了されていく過程がすごく繊細に描かれていました。その中で、さまざまな仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています」と襟を正す。
「今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。そこに、僕の個性も生かすことができれば」と、意欲的に青年・金太郎役に挑んでいることを明かした。
西島とは2021年の映画『奥様は、取り扱い注意』以来の共演となる水上。「西島さんからは『がんばろうな!』と温かい言葉をいただきました」と、撮影現場でのエピソードも。「1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごくうれしかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました」とリスペクトを語った。
■水上恒司(服部金太郎<青年期>役)コメント全文
今回、服部金太郎の青年期という役柄のオファーを頂けたこと、本当に身に余る思いです。“時間”というものに魅了されていった金太郎のスケールの大きさに圧倒され、「ぜひ演じさせてください」とすぐにお答えしました。
現代を生きる我々からすると“時間”というのはすごく当り前のことだと思うんです。いま何時なのかということは、どこにいても、何をしていても、すぐにわかる時代ですから。ましてや、その時間が正確なものなのかどうかは疑う余地もないくらい、テクノロジーも発展しています。脚本には、それがない時に、金太郎が時間というものに魅了されていく過程がすごく繊細に描かれていました。その中で、さまざまな仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる大人の金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています。
青年期の金太郎は、不器用ではあるのですが、真っすぐに、時間というものに魅了されていく男の子です。今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。14〜15歳は抜けているところもあり、しかし、後に金太郎の妻となる山本まんと出会う21歳では、男としての魅力もにじませ、グラデーションをつけられれば。そこに、僕の個性も生かすことができればうれしいです。
こういった経験は僕も初めてなのですが、撮影現場は、手持ちのカメラでずっと追ってくださっていて、だからこそ機動力があり、スピーディで時間軽減にもつながるので、限られた時間の中で「撮りたいカットをとことんこだわって撮るぞ!」という充実した空気感が充満しています。そんな恵まれた環境の中で、今回、西島さんとも久しぶりに共演させていただき、「がんばろうな!」と温かい言葉をいただきました。1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごくうれしかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました。
現代は簡単に時間が知れる時代。そのことに疑問さえ持たない時代だと思います。だからこそ、「時間ってなんだろう?」という視点で、そこに情熱をもって魅了されていく金太郎の姿に何かを感じていただけると思います。僕は金太郎の青年期を演じさせていただきますが、キラキラした眼差しで時計と、時間と向き合っていますので、ぜひ楽しみにご覧下さい!
金太郎は日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者。同作では、そんな金太郎の波乱の人生を描き出す。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢をかなえていった金太郎だが、一方で火災や震災など、数々の困難が彼の人生を襲う。
脚本を担当したのは、映画『凶悪』(2013年)で日本アカデミー賞・優秀脚本賞受賞の後、映画『東京リベンジャーズ』シリーズや、ドラマ『警視庁アウトサイダー』などヒット作を担当した高橋泉氏。脚本を読んだ感想を水上は「脚本には、金太郎が時間というものに魅了されていく過程がすごく繊細に描かれていました。その中で、さまざまな仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています」と襟を正す。
「今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。そこに、僕の個性も生かすことができれば」と、意欲的に青年・金太郎役に挑んでいることを明かした。
西島とは2021年の映画『奥様は、取り扱い注意』以来の共演となる水上。「西島さんからは『がんばろうな!』と温かい言葉をいただきました」と、撮影現場でのエピソードも。「1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごくうれしかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました」とリスペクトを語った。
■水上恒司(服部金太郎<青年期>役)コメント全文
今回、服部金太郎の青年期という役柄のオファーを頂けたこと、本当に身に余る思いです。“時間”というものに魅了されていった金太郎のスケールの大きさに圧倒され、「ぜひ演じさせてください」とすぐにお答えしました。
現代を生きる我々からすると“時間”というのはすごく当り前のことだと思うんです。いま何時なのかということは、どこにいても、何をしていても、すぐにわかる時代ですから。ましてや、その時間が正確なものなのかどうかは疑う余地もないくらい、テクノロジーも発展しています。脚本には、それがない時に、金太郎が時間というものに魅了されていく過程がすごく繊細に描かれていました。その中で、さまざまな仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる大人の金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています。
青年期の金太郎は、不器用ではあるのですが、真っすぐに、時間というものに魅了されていく男の子です。今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。14〜15歳は抜けているところもあり、しかし、後に金太郎の妻となる山本まんと出会う21歳では、男としての魅力もにじませ、グラデーションをつけられれば。そこに、僕の個性も生かすことができればうれしいです。
こういった経験は僕も初めてなのですが、撮影現場は、手持ちのカメラでずっと追ってくださっていて、だからこそ機動力があり、スピーディで時間軽減にもつながるので、限られた時間の中で「撮りたいカットをとことんこだわって撮るぞ!」という充実した空気感が充満しています。そんな恵まれた環境の中で、今回、西島さんとも久しぶりに共演させていただき、「がんばろうな!」と温かい言葉をいただきました。1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごくうれしかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました。
現代は簡単に時間が知れる時代。そのことに疑問さえ持たない時代だと思います。だからこそ、「時間ってなんだろう?」という視点で、そこに情熱をもって魅了されていく金太郎の姿に何かを感じていただけると思います。僕は金太郎の青年期を演じさせていただきますが、キラキラした眼差しで時計と、時間と向き合っていますので、ぜひ楽しみにご覧下さい!
コメントする・見る
2024/01/16