俳優の役所広司が主演し、「第76回カンヌ国際映画祭」で最優秀男優賞を受賞した映画『PERFECT DAYS』(公開中)。東京・渋谷の公共トイレ清掃員として働く平山の日々をドキュメントのように追った本作。仕事場に向かう車の中で、平山はオーディオデッキに愛蔵のカセットテープを入れて、音楽を流す。単なるBGMではなく、物語(彼)の一部として劇中に流れる聴きごたえたっぷりの楽曲を一挙紹介する。
公式インタビューで役所は、監督の「Who is Hirayama」というメモ(平山がなぜ今の生活に至ったか、その精神のプロセスが書かれている)を手がかりに役づくりしたことを明かしている。
同様にヴェンダース監督も「役者たちは、自分が演じるのは何者なのか、ということを非常に知りたがります。どういうわけで、この男はこうしているのか?どうしてこの暮らしをしていて、どこの出身で、裕福な妹がレクサスに乗って訪ねてくるこということは、どんな過去の持ち主なのか?何が平山にとってのターニングポイントだったのか、私の中の考えを書いて渡したんです」。
その過程で平山が好きな曲もリストアップ。1960〜70年代の楽曲で、10代の頃に好んで聴いていた曲だろうか。平山の同僚の清掃員タカシ(柄本時生)がカセットテープを売ろうとしたレコードショップの店員(松居大悟)を唸らせ、タカシのガールフレンド、アヤ(アオイヤマダ)も「もう一度、聴いていい?」と車に乗り込んでくるほど、趣味が良い。幼い頃から一流のものに触れてきた“育ちの良さ”さえ感じさせる(違うかもしれないけれど)。
鑑賞後、サブスクリプションサービスなどで劇中の音楽を聴いて、じっくりと追体験するもよし、もう一度観る前に聴けば映画の味わいもまた違ってくるだろう。
●アニマルズ「The House of the Rising Sun」(1964年)
●ルー・リード「Pale Blue Eyes」(1965年リリースのアルバム『Words & Music, May 1965』収録)
●オーティス・レディング「(Sittin‘ On)The Dock of the Bay(1968年リリースのアルバム『The Dock of the Bay』収録)
●パティ・スミス「Redondo Beach」(1975年)
●ザ・ローリング・ストーンズ「(Walkin’ Thru The)Sleepy City」(1968年)
●金延幸子「青い魚」(1972年リリースのアルバム『み空』収録)
※金延幸子は女性シンガーソングライターの草分け的存在
●ルー・リード「PERFECT DAY」(1972年)
※本作のタイトルの由来となった
●ザ・キンクス「Sunny Afternoon」(1966年)
●浅川マキ「朝日のあたる家(朝日樓)」(1971年リリースのアルバム『MAKI II』収録)。
※アニマルズ「The House of the Rising Sun」を自ら手がけた日本語詩でカバー
●ヴァン・モリソン「Brown Eyed Girl」(1967年)
●ニーナ・シモン「Feeling Good」(1965年)
公式インタビューで役所は、監督の「Who is Hirayama」というメモ(平山がなぜ今の生活に至ったか、その精神のプロセスが書かれている)を手がかりに役づくりしたことを明かしている。
同様にヴェンダース監督も「役者たちは、自分が演じるのは何者なのか、ということを非常に知りたがります。どういうわけで、この男はこうしているのか?どうしてこの暮らしをしていて、どこの出身で、裕福な妹がレクサスに乗って訪ねてくるこということは、どんな過去の持ち主なのか?何が平山にとってのターニングポイントだったのか、私の中の考えを書いて渡したんです」。
その過程で平山が好きな曲もリストアップ。1960〜70年代の楽曲で、10代の頃に好んで聴いていた曲だろうか。平山の同僚の清掃員タカシ(柄本時生)がカセットテープを売ろうとしたレコードショップの店員(松居大悟)を唸らせ、タカシのガールフレンド、アヤ(アオイヤマダ)も「もう一度、聴いていい?」と車に乗り込んでくるほど、趣味が良い。幼い頃から一流のものに触れてきた“育ちの良さ”さえ感じさせる(違うかもしれないけれど)。
鑑賞後、サブスクリプションサービスなどで劇中の音楽を聴いて、じっくりと追体験するもよし、もう一度観る前に聴けば映画の味わいもまた違ってくるだろう。
●ルー・リード「Pale Blue Eyes」(1965年リリースのアルバム『Words & Music, May 1965』収録)
●オーティス・レディング「(Sittin‘ On)The Dock of the Bay(1968年リリースのアルバム『The Dock of the Bay』収録)
●パティ・スミス「Redondo Beach」(1975年)
●ザ・ローリング・ストーンズ「(Walkin’ Thru The)Sleepy City」(1968年)
●金延幸子「青い魚」(1972年リリースのアルバム『み空』収録)
※金延幸子は女性シンガーソングライターの草分け的存在
●ルー・リード「PERFECT DAY」(1972年)
※本作のタイトルの由来となった
●ザ・キンクス「Sunny Afternoon」(1966年)
●浅川マキ「朝日のあたる家(朝日樓)」(1971年リリースのアルバム『MAKI II』収録)。
※アニマルズ「The House of the Rising Sun」を自ら手がけた日本語詩でカバー
●ヴァン・モリソン「Brown Eyed Girl」(1967年)
●ニーナ・シモン「Feeling Good」(1965年)
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2024/01/08