歌舞伎俳優の市川團十郎(46)、市川ぼたん(12)、市川新之助(10)が5日、新橋演舞場で初春歌舞伎公演『平家女護嶋 恩愛麻絲央源平− SANEMORI PART II』の公開舞台けいこを実施。それに先駆けて取材会を開いた。
取材会では、年末年始の過ごし方も。ぼたんは「年末年始は食べてました(笑)。大みそかだったらおそばを、お正月はおせち料理を食べました」と振り返る。お年玉については「貯金します」とぼたんが話すと、新之助も「僕も貯金します」と同調していた。
新之助は「年越しそばもおせちも食べずに、ずっとゲームしてました」とぶっちゃけ。團十郎は「おそばを食べなかったんです。細く長く生きるんじゃなくて、太く長く生きるのかな。おせちは、おいしい数の子だけ食べて終わりでした」と苦笑いを浮かべたが「けいこも見直してやることはやっていた。それ以外の自由な時間は思う存分、伸び伸びと遊んでました。僕は怒らない。そのうちゲームも重要なコンテンツになっていくと思う。そこで親がああだこうだ言うのは考えが甘いなと思いました」と断言していた。
そんな團十郎は「けいこばっかりでした」とぽつり。「南座の襲名披露を終えて、帰ってきてせりふを覚えるのに必死で。29日、30日はけいこ。31日はおそば食べて寝てました。元旦も歌舞伎界はコロナ禍でごあいさつ周りが禁止なので、することなく台本を読んで寝てました。2日からけいこ」と休息とけいこで終わってしまったことを思い返していた。
2024年への思いも。團十郎は「なるべく家族と一緒に楽しい時間を過ごせるようにしたい」と抱負。「やっぱり年齢が上がると、おのおのの時間が出てくると思う。ここから数年ぐらいは一緒に旅行に行ける。それを考えた上で、今年は家族で楽しく過ごせるように頑張ろうという父の考えです」と思いを語った。
今年で11回目となる新春の新橋演舞場での公演。團十郎は「年中行事の1つ。そこに慣れることなく、新しい気持ちで舞台に立ちたい、立つという決意を決める新年最初の舞台。私としても大事に舞台に向かいたいと思える大事なお正月です」と胸のうちを明かした。
没後300年を迎える近松門左衛門の傑作『平家女護嶋』を、新たな解釈と演出で練り直していく。タイトルの副題「恩愛麻絲央源平」の読みは「おやこのきずななかもげんぺい」で、現在も上演が重ねられている『鬼界ヶ嶋の場俊寛』だけではなく、原作のエッセンスをちりばめ、壮大なスケールで描き、乱世にあっても「自らの運命を決めるのは天ではなく自らである」ということを大きなテーマとしながら、新たに深い愛を守り抜く親子、夫婦の絆を描いていく。
公演は25日まで同所で。
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取材会では、年末年始の過ごし方も。ぼたんは「年末年始は食べてました(笑)。大みそかだったらおそばを、お正月はおせち料理を食べました」と振り返る。お年玉については「貯金します」とぼたんが話すと、新之助も「僕も貯金します」と同調していた。
新之助は「年越しそばもおせちも食べずに、ずっとゲームしてました」とぶっちゃけ。團十郎は「おそばを食べなかったんです。細く長く生きるんじゃなくて、太く長く生きるのかな。おせちは、おいしい数の子だけ食べて終わりでした」と苦笑いを浮かべたが「けいこも見直してやることはやっていた。それ以外の自由な時間は思う存分、伸び伸びと遊んでました。僕は怒らない。そのうちゲームも重要なコンテンツになっていくと思う。そこで親がああだこうだ言うのは考えが甘いなと思いました」と断言していた。
そんな團十郎は「けいこばっかりでした」とぽつり。「南座の襲名披露を終えて、帰ってきてせりふを覚えるのに必死で。29日、30日はけいこ。31日はおそば食べて寝てました。元旦も歌舞伎界はコロナ禍でごあいさつ周りが禁止なので、することなく台本を読んで寝てました。2日からけいこ」と休息とけいこで終わってしまったことを思い返していた。
2024年への思いも。團十郎は「なるべく家族と一緒に楽しい時間を過ごせるようにしたい」と抱負。「やっぱり年齢が上がると、おのおのの時間が出てくると思う。ここから数年ぐらいは一緒に旅行に行ける。それを考えた上で、今年は家族で楽しく過ごせるように頑張ろうという父の考えです」と思いを語った。
今年で11回目となる新春の新橋演舞場での公演。團十郎は「年中行事の1つ。そこに慣れることなく、新しい気持ちで舞台に立ちたい、立つという決意を決める新年最初の舞台。私としても大事に舞台に向かいたいと思える大事なお正月です」と胸のうちを明かした。
没後300年を迎える近松門左衛門の傑作『平家女護嶋』を、新たな解釈と演出で練り直していく。タイトルの副題「恩愛麻絲央源平」の読みは「おやこのきずななかもげんぺい」で、現在も上演が重ねられている『鬼界ヶ嶋の場俊寛』だけではなく、原作のエッセンスをちりばめ、壮大なスケールで描き、乱世にあっても「自らの運命を決めるのは天ではなく自らである」ということを大きなテーマとしながら、新たに深い愛を守り抜く親子、夫婦の絆を描いていく。
公演は25日まで同所で。
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2024/01/05