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クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』日本公開決定

 「原爆の父」として知られる米国の物理学者ロバート・オッペンハイマー(1904〜67年)。世界の運命を握ると同時に、世界を破滅する危機に直面するという矛盾を抱えた一人の男の知られざる人生を、クリストファー・ノーラン監督がIMAX撮影による没入感と共に描き出した壮大な実話ドラマ『オッペンハイマー』が来年(2024年)、日本で公開されることが発表された。

映画『オッペンハイマー』2024年日本公開決定 (C) Universal Pictures. All Rights Reserved.

映画『オッペンハイマー』2024年日本公開決定 (C) Universal Pictures. All Rights Reserved.

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 今年7月21日より全米公開され、現在世界興行収入9億5千万ドル(1425億円※1ドル=150円換算)を超える世界的大ヒットを記録。実在の人物を描いた伝記映画作品として歴代1位となっている。「ノーラン史上最高傑作」と称えられ、各映画賞における最有力候補と目されている作品だ。 

 クリストファー・ノーランが監督、脚本を務め、主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラントマット・デイモンロバート・ダウニー・Jr.フローレンス・ピュージョシュ・ハートネットケイシー・アフレックラミ・マレックケネス・ブラナーらが出演している。

 日本公開決定にあたり配給会社からのコメントは以下の通り。

 「弊社ビターズ・エンドは、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』を2024年、日本公開いたします。本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであるため、さまざまな議論と検討の末、日本公開を決定いたしました。作品を観た上で、クリストファー・ノーラン監督の手による、伝統的な作劇手法を超越した唯一無二の映画体験には、大スクリーンでの鑑賞が相応しいと考えております。日本公開の際には観客の皆様ご自身の目で本作を御覧いただけますと幸いです。」

 カイ・バード、マーティン・J・シャーウィンによる原作本 『オッペンハイマー』(2006年ピュリッツァー賞受賞)もハヤカワ文庫から来年1月刊行予定。

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