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イーライ・ロス監督の本格ホラー映画『サンクスギビング』R18+指定が決定

 ホラー映画『ホステル』(2005年)を手掛けて大ブレイクした後、『グリーン・インフェルノ』(13年)やキアヌ・リーブス主演のサイコスリラー『ノック・ノック』(15年)など、壮絶な恐怖と残虐描写で物議をかもしてきた鬼才イーライ・ロス監督が約10年ぶりに手がけた本格ホラー映画『サンクスギビング』(12月29日公開)が、映倫区分による観覧年齢制限「R18+」に指定された。思わず目をつぶりたくなる本編映像も初解禁となった。

映画『サンクスギビング』(R18+)12月29日公開

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 舞台は、タイトルのとおり感謝祭(サンクスギビング・デー)。家族や愛する人々と共に日々の恩恵に感謝し祝福する一年で最も盛大な祝祭だ。そして、登場するのは謎の殺人鬼ジョン・カーヴァー。一年に一度の感謝祭の日に、感謝祭発祥の地であるマサチューセッツ州プリマスの人々をお祭りムードから一転、恐怖に陥れる。1人、また1人と消えていく住民たち。殺人鬼のやり口は残虐で、調理器具を凶器にして、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模して殺戮していくのだった。

 初解禁となったのは、そんな殺人鬼ジョン・カーヴァーが、最初の食材<ターゲット>を調達する本編映像。とあるダイナーの閉店後、仕事を終えた女性が突如背後から襲われ殺人鬼の餌食に。水がたまったシンクに女性の上半身を突っ込むやいなや、冷凍倉庫を開けてずぶ濡れの女性の体を扉の内側に思いきり押し当てる!キンキンに凍ったドアにベッタリとくっ付いた女性・・・。悲鳴を上げて逃げようとするたびに、ドアに貼りついた頬や指の肉がペリペリと剥がれそうな生々しい音が…。

 その女性はなぜ狙われたのか?次のターゲットは誰なのか?そして、メイフラワー号でアメリカに渡った実在の清教徒<ピルグリム・ファーザーズ>の指導者ジョン・カーヴァーのお面に身を隠した、謎の殺人鬼の正体は?

 本作は、クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督がタッグを組み、映画本編2本と実在しない映画の予告編5本で構成された“伝説のホラー映画”『グラインドハウス』(2007年)の中で上映されたイーライ・ロス監督によるフェイク予告編『感謝祭(Thanksgiving)』を、16年の時を経てロス監督自らの手で長編映画化した作品。

 ロス監督は「殺戮について、どうすれば自分たちを凌駕できるかと考える。自分たちだけではなく、ほかのどの映画も超えなければならない。最高の殺しをすることは、私たちにとって名誉なこと。ホラー映画を作るたびに、偉大なホラー作品に殿堂入りするチャンスが生まれる。そのチャンスを逃す手はない。ゆえに、すべての殺戮において、我々は傑作を生み出そうとするのだ」と、ホラー映画との真剣な向き合い方を語っている。

 さらには、「自分が『ううっ』となる感覚を持たなければならない…。私は映画の残虐シーンに対して、非常に高い耐性を持っている。もし、そのシーンが私自身を動揺させるのであれば、それは観客に効果的なのだ」と、自身がホラーのリトマス試験紙となり残虐な描写にこだわる様子も明かしている。「R18+」となったことで、ロス監督が「ううっ」となるようなシーンが盛り込まれていることは間違いない。

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