俳優の菅野美穂（46）が15日、都内で行われたテレビ朝日系連続ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』（19日スタート　毎週木曜　後9：00）の制作発表会見に出席した。インド旅行が自身の人生観を変えたと語った。

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　人生をがらりと変えた出来事を問われた菅野は「インド旅行」と回答。旅が欠かせない存在であるとした上で「インドを旅行したのは強烈でした」と言い、「頭をパカッと開けられて脳みそをぐしゃぐしゃと素手で触られているような衝撃を受けた」と強烈な表現で説明した。

　そして信号待ちを例に挙げ、帰国後「信号が赤になったときはみんなが待って、青になったら歩き出すことに感動しました」と、目を見開いて紹介。「インドでは、クラクションは危ない時に使うのではなく『俺が通るからどけよ〜』という合図です」とその違いに驚いたことを明かした。

　また、「インド旅行は26歳が適齢期説」に言及。「26歳で行くと人生がいいバランスになる。あまり若くして行ってしまうと、強烈すぎる」と説明。共演する鈴鹿央士（23）に「これからですね」と推奨し、26歳の木戸大聖には「このドラマが終わったらインド旅行に行ってください」と促した。

　同作は今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の同名漫画（講談社）をドラマ化。心優しい売れない小説家と結婚した主婦・伊沢ゆりあ（菅野）が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を始めることとなる新時代のホームドラマとなっている。

　会見には、菅野、鈴鹿、木戸のほか宮澤エマ、白山乃愛、志田未来、吉瀬美智子、松岡茉優、田中哲司、三田佳子が出席した。