俳優の松下洸平が23日、都内で行われたTVerオリジナルドラマ『潜入捜査官 松下洸平』メディア向け披露試写会に登壇した。今作で初主演を務める松下だが、“潜入捜査官”という役柄に「普通なので僕が」と自虐を交え、起用理由を分析した。

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　今作は、在京民放5局が制作協力として参画し、松下が本人役で主演を務めるTVer初のオリジナルドラマ。警視庁特殊潜入捜査官・松下洸平（松下）が、世界的マフィアの幹部だという噂の大物俳優を捜査するために、芸能界に潜入しているという設定のサスペンスコメディーだ。

　自身を“普通”とする松下に司会が「普通じゃないです」とすかさずフォローを入れるも「普通なので。今回の企画にあたってもっとも普通そうな俳優が選ばれたんだろうな。この設定自体、トリッキーな企画、ある種適任かなと思います」と胸を張った。

　劇中では日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』やテレビ朝日系『あざとくて何が悪いの？』、TBS系『ラヴィット！』、テレビ東京系『緊急SOS！池の水ぜんぶ抜く大作戦』フジテレビ系『全力！脱力タイムズ』に松下が実際に“潜入”。

　台本通りの芝居をしながらもバラエティーに出演するという高度な演技が求められるため「ものすごく手探り。どれくらい攻めるべきか…」と困惑したそう。

　今回は『ラヴィット！』生放送中に“攻めすぎた”演技も披露したことから、今後バラエティー出演時に「『こいつまたやってるんじゃないか』って思われそう。ちょっと変なリアクションをしたらシーズン2かって言われそうでドキドキしている。これからドラマや舞台もあるので、疑った目でごらんにならないでほしい」と苦笑まじりに呼びかけていた。