俳優の市原隼人主演の笑って泣ける学園食育エンターテインメント『おいしい給食 Season3』の出演者が発表され、大原優乃が自身初の教師役でレギュラー出演することが明らかになった。市原とは初共演となる大原は「どんな時も、信じて受け止めてくださる、市原さんの寛大な優しさに何度も救われていました。現場にいらっしゃる全ての方と真摯（しんし）に向き合って、真ん中に立たれている姿を見て、たくさんのことを教えていただきました。私にとって、1番尊敬する先輩です」と、コメントしている。

　大原は、2014年にアニメ『妖怪ウォッチ』エンディングテーマ「ようかい体操第一」が社会現象となり、同年レコード大賞・紅白歌合戦に出演したDream5のメンバーとして活動。その後、「ラブベリー」専属モデルや「週刊プレイボーイ」でグラビアデビューし、現在は俳優として、『3年A組―今から皆さんは、人質です―』（19年、日本テレビ）などの話題作へ多数出演している。

　本作で大原が演じるのは、本作のヒロインとなる市原が赴任した忍川中学校に勤務する教師歴半年＆帰国子女の英語教師・比留川愛。大原は「自分に自信が持てなくて、すぐ泣きそうになってしまうか弱い愛先生。帰国子女で、怒る時だけ英語が出てしまうという役柄なので、作品前は英会話に通いました」と役づくりを明かし、「ヒロインではありますが、私は『おいしい給食』のヒロインは生徒の皆さんだと思っています。なので、生徒の皆さんの教師として、向き合うことを大切にさせていただきました。個人的に初めての教師役ということもあり、不安もありましたが、教卓から見える景色は新鮮で、スタッフ、キャストの皆さんに支えていただき先生にしていただけたと思っています」と撮影を振り返っている。

　さらに、給食マニア・甘利田の新たな食のライバルになる男子生徒・粒来ケン役には、『テセウスの船』（17年、TBS）、『BG　身辺警護人』（20年、テレビ朝日）、『アンサング・シンデレラ』（20年、フジテレビ）、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』（21年、TBS）、『珈琲いかがでしょウ』（21年、テレビ東京）などの作品に出演し、ドラマ・映画と活躍の場を広げている15歳の田澤泰粋（たざわ・たいき）に決定。

　そのほか、何かにつけて一方的に甘利田をライバル視する体育教師にして完食主義者の木戸四郎役に、栄信。PTAの幹部にして水産加工会社を経営する完食推進派の白根澤仁役に、六平直政。駄菓子屋の店主・サキ役に、高畑淳子。甘利田が勤務する忍川中学校の校長で甘利田の良き理解者となる坂爪勲役に、小堺一機。そして甘利田をからかうのが楽しみな給食配膳員で登場する牧野文枝役のいとうまい子が今シーズンも出演する。

　同ドラマは10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送予定。