パーキンソン病と闘いながら音楽活動を続けるシンガーソングライターの樋口了一が、俳優に初挑戦した映画『いまダンスをするのは誰だ?』の劇場公開が決定。10月7日より、東京・新宿K‘s cinemaほか全国で順次公開される。
本作は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公がある日、40代で若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリー。
発起人の松野幹孝氏は、証券マンとしての働き盛り2012年、パーキンソン病と診断された。病気の実情が知られていないため、孤立し苦悩した実話をもとに原案を作成し、患者を孤立から救い、病気を知ってもらうため映画化の実現に向けて奔走。22年3月、クランクイン直前に息を引き取った。享年67。
『水曜どうでしょう』のテーマソング「1/6の夢旅人2002」や、「第51回日本レコード大賞」優秀作品賞(2009年)を受賞した「手紙〜親愛なる子供たちへ〜」で知られる樋口も、2006年頃からギターが弾きにくくなり、声が出しづらいといった体の不調を感じ始め、その原因がパーキンソン病だと09年診断されている。現在も定期的にライブを行うなど、故郷の熊本を拠点に音楽活動を続けており、現在59歳、本作の撮影時は58歳。パーキンソン病当事者が主演する映画は日本初となる。
今回、自身初となる映画主演を務める樋口は、「難病の中年サラリーマンの、みっともなくてなりふりかまわない 真っ直ぐな気持ちを込めた人生というダンス」を見どころに挙げている。
樋口を役者として主演に起用した古新(こにい・しゅん)監督は、「生活のリアルな仕方や、仕事での苦労、自分との葛藤。パーキンソン病当事者の樋口さんだからこそ表現できる表情や心の声を臨場感あふれる演技で披露されています」と、意図を明かした。
ほかに、ダンスインストラクター役に杉本彩、上司役に塩谷瞬、パーキンソン病仲間にIZAM、渋谷哲平、社長役に吉満寛人、顧客の病院院長役に新井康弘らが出演。
解禁となった予告編は、前半は樋口自身によるアップテンポな主題歌にのせてパーキンソン病になり職場や家庭で自暴自棄になる姿を、後半はしっとりとした「手紙」にのせてダンスきっかけで仲間に勇気をもらい、希望を見出していく姿を描き、思わず応援したくなる仕上がりとなっている。
■樋口了一(主演・主題歌)のコメント
(見どころ)難病の中年サラリーマンの、みっともなくてなりふりかまわない 真っ直ぐな気持ちを込めた人生というダンスをぜひご覧ください。
(主題歌に込めた思い)監督が書かれた歌詞が、若々しい息吹に満ちていたので、若かった頃のエネルギーをもう一度盛り込みたいと思って作りました。多分自曲の中で1番テンポが早い曲だと思います。
(撮影で大変だったこと)薬を飲む配分とタイミングに苦労しました。病気の治療、歌手活動、病の啓発活動、そして日々の暮らし。故郷の熊本に生活の拠点を移して12年が経ちました。やはり、その中で日々向き合っている自分の抱える病からインスピレーションを受けて作る曲が増えたように思います。
●古新舜(監督・脚本)のコメント
生活のリアルな仕方や、仕事での苦労、自分との葛藤。パーキンソン病当事者の樋口さんだからこそ表現できる表情や心の声を臨場感あふれる演技で披露されています。身近で当たり前の存在だからこそ、ついついないがしろにしてしまい、コミュニケーションを欠きがちの家族という存在が、自分の気づかないところで生活を支えてくれている。樋口さんは自然体の演技で、家族の愛の大切さに気づいていく表現をしてくれています。
職場でも家庭でもパーキンソン病のことを告白できず、孤立してしまう方もいます。この病気の認知を広め、社会で取り残される人を減らしていき、職場や家庭においての両立支援を行う手がかりとして、パーキンソン病の方と社会との架け橋を作りたいという想いで、この作品を制作しました。
■松野幹孝氏(発起人・原案)の長男・松野裕氏のコメント
寡黙でおとなしい父が、ある日急に「映画をつくろうと思っているんだ」と言った時の大きな変化への驚きを覚えています。映画の中で、「私たちは、I am パーキンソン病ではなく、 I have パーキンソン病。 特徴のひとつなんだよ」というせりふがあります。父は“難病”という特徴を得て、多くのすてきな仲間を得て、前向きで活動的に変わっていきました。 この映画を観て初めて、家族すらわからなかった”難病の当事者”として、” 人生の当事者”としての葛藤と、その先の変化を理解することができた気がしました。この映画が1人でも多くの人に届くことを祈っています。
本作は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公がある日、40代で若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリー。
発起人の松野幹孝氏は、証券マンとしての働き盛り2012年、パーキンソン病と診断された。病気の実情が知られていないため、孤立し苦悩した実話をもとに原案を作成し、患者を孤立から救い、病気を知ってもらうため映画化の実現に向けて奔走。22年3月、クランクイン直前に息を引き取った。享年67。
今回、自身初となる映画主演を務める樋口は、「難病の中年サラリーマンの、みっともなくてなりふりかまわない 真っ直ぐな気持ちを込めた人生というダンス」を見どころに挙げている。
樋口を役者として主演に起用した古新(こにい・しゅん)監督は、「生活のリアルな仕方や、仕事での苦労、自分との葛藤。パーキンソン病当事者の樋口さんだからこそ表現できる表情や心の声を臨場感あふれる演技で披露されています」と、意図を明かした。
ほかに、ダンスインストラクター役に杉本彩、上司役に塩谷瞬、パーキンソン病仲間にIZAM、渋谷哲平、社長役に吉満寛人、顧客の病院院長役に新井康弘らが出演。
解禁となった予告編は、前半は樋口自身によるアップテンポな主題歌にのせてパーキンソン病になり職場や家庭で自暴自棄になる姿を、後半はしっとりとした「手紙」にのせてダンスきっかけで仲間に勇気をもらい、希望を見出していく姿を描き、思わず応援したくなる仕上がりとなっている。
■樋口了一(主演・主題歌)のコメント
(見どころ)難病の中年サラリーマンの、みっともなくてなりふりかまわない 真っ直ぐな気持ちを込めた人生というダンスをぜひご覧ください。
(主題歌に込めた思い)監督が書かれた歌詞が、若々しい息吹に満ちていたので、若かった頃のエネルギーをもう一度盛り込みたいと思って作りました。多分自曲の中で1番テンポが早い曲だと思います。
(撮影で大変だったこと)薬を飲む配分とタイミングに苦労しました。病気の治療、歌手活動、病の啓発活動、そして日々の暮らし。故郷の熊本に生活の拠点を移して12年が経ちました。やはり、その中で日々向き合っている自分の抱える病からインスピレーションを受けて作る曲が増えたように思います。
●古新舜(監督・脚本)のコメント
生活のリアルな仕方や、仕事での苦労、自分との葛藤。パーキンソン病当事者の樋口さんだからこそ表現できる表情や心の声を臨場感あふれる演技で披露されています。身近で当たり前の存在だからこそ、ついついないがしろにしてしまい、コミュニケーションを欠きがちの家族という存在が、自分の気づかないところで生活を支えてくれている。樋口さんは自然体の演技で、家族の愛の大切さに気づいていく表現をしてくれています。
職場でも家庭でもパーキンソン病のことを告白できず、孤立してしまう方もいます。この病気の認知を広め、社会で取り残される人を減らしていき、職場や家庭においての両立支援を行う手がかりとして、パーキンソン病の方と社会との架け橋を作りたいという想いで、この作品を制作しました。
■松野幹孝氏(発起人・原案)の長男・松野裕氏のコメント
寡黙でおとなしい父が、ある日急に「映画をつくろうと思っているんだ」と言った時の大きな変化への驚きを覚えています。映画の中で、「私たちは、I am パーキンソン病ではなく、 I have パーキンソン病。 特徴のひとつなんだよ」というせりふがあります。父は“難病”という特徴を得て、多くのすてきな仲間を得て、前向きで活動的に変わっていきました。 この映画を観て初めて、家族すらわからなかった”難病の当事者”として、” 人生の当事者”としての葛藤と、その先の変化を理解することができた気がしました。この映画が1人でも多くの人に届くことを祈っています。
2023/07/13