歌舞伎俳優の松本白鸚(80)が主演を務めるミュージカル『ラ・マンチャの男』のファイナル公演が14日、神奈川・よこすか芸術劇場で上演され、千秋楽を迎えた。通算1324回目となる上演で、1969年の初演から54年にわたる長い歴史に幕を下ろした。
白鸚は、鳴り止まない拍手に目を細めながら深々と一礼。「どうも、ありがとうございました。主演して54年、27歳の時にブロードウェイ行っていますし、足を運んでくださるみなさまのおかげで、できました。これからも、命のある限り、芝居を続けてまいります」と呼びかけていた。
『ラ・マンチャの男』は、セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』をもとにしたミュージカル作品。16世紀のスペイン・セビリアの牢獄が舞台で、作家・セルバンテス(白鸚)は教会を侮辱した罪で投獄される。泥棒や人殺しの罪をおった囚人たちは新入りのセルバンテスをこづきまわす。騒ぎをききつけた牢名主は、牢獄内で裁判をやろうと言い出す。セルバンテスは自分が書いた「ドン・キホーテ」の脚本を、牢獄内で即興劇として演じ申し開きをすることを思い立つ。他の囚人たちに役をふりわけ、その物語に巻き込んでいく。
白鸚は、鳴り止まない拍手に目を細めながら深々と一礼。「どうも、ありがとうございました。主演して54年、27歳の時にブロードウェイ行っていますし、足を運んでくださるみなさまのおかげで、できました。これからも、命のある限り、芝居を続けてまいります」と呼びかけていた。
2023/04/24