4月14日から16日にかけて、ヘリテージカーから最新のものまで“クルマ文化を愉しむ”をコンセプトに、千葉・幕張メッセで開催された『AUTOMOBILE COUNCIL 2023』(オートモビル カウンシル)。ヤナセクラシックカーセンターのブースに展示された『フォルクスワーゲン ゴルフ カブリオレ』は、他の展示車と異なり、フロントガラスにファイルが置いてあった。
「私どもテュフラインランドジャパンは、旧車をレストアする工場の運営管理がちゃんとできているのか監査し、その結果に基づいて『クラシックカーガレージ』の認証を行っている第三者機関です。ヤナセのクラシックカーセンターさんは、私たちの規格に基づいて認証させていただいており、この車は私たちの方で査定し、細かく評価された車となります」(テュフラインランドジャパン 栗田隆司氏)
日本の中古車、旧車界ではあまりなじみのない“第三者認証機関”だが、同社の母体となるドイツでは、昨年150周年を迎えた伝統を誇る。そこには日本と、ヨーロッパの古い物に対する考え方の差があるという。
「ドイツだと古い車は『産業遺産』ということで税制優遇措置があり、弊社の認証があることが車のステータスになり、優遇を受けられます。日本で古い車は、逆に税が上がってしまいますよね。また、旧車のアフターマーケットの部品供給ひとつとっても、全然違いますし、メーカーの『金型』についての考え方も全く違う。ヨーロッパは古いものを大切にする文化で、日本とはレベルが違います。でも、私たちは、そういった考え方を日本に持ってきたという形です」(同氏)
昨今、旧車ブームでそれまであまり興味のなかった人も、昔の車に興味を持つようになった。一方で多くの優良店に混じって、ブームに乗じた有象無象の販売店が、品質の良くない旧車を販売。知識のあまりない人が「つかまされる」なんてこともある。
「ドイツと日本のマーケットを比較した時、“第三者が評価する”ということがスコンと抜けていると思うんです。ドイツではそれが当たり前にあるんですが、日本にはそれがないために、品質管理がなっていない。もちろん優良なお店もたくさんあるなかで、旧車というだけで(整備もせずに)『高値を付けて売ってしまえ』というお店もある。これでは文化が醸成していきません」(同氏)
日本ではまだまだ知られていないというが、認証を受けた車であれば、通常旧車にはかけられない車両保険を掛けることが出来るなど、一部で優遇する動き始まりつつある。
「古い車だとなかなか入れない車両保険にも我々の認証があることで、レストア費用を加味したかたちでまかなってくださるという動きも、一部で始まっています。また、大事に乗られて次の方に車を手放す際、認証があることで、その車がどういうものなのかがはっきりと分かります。私たちのような第三者機関の評価が入ることによって、ユーザーさんが旧車を維持しやすい環境になり、それが文化の醸成につながっていくんじゃないかと思っています」(同氏)
「私どもテュフラインランドジャパンは、旧車をレストアする工場の運営管理がちゃんとできているのか監査し、その結果に基づいて『クラシックカーガレージ』の認証を行っている第三者機関です。ヤナセのクラシックカーセンターさんは、私たちの規格に基づいて認証させていただいており、この車は私たちの方で査定し、細かく評価された車となります」(テュフラインランドジャパン 栗田隆司氏)
「ドイツだと古い車は『産業遺産』ということで税制優遇措置があり、弊社の認証があることが車のステータスになり、優遇を受けられます。日本で古い車は、逆に税が上がってしまいますよね。また、旧車のアフターマーケットの部品供給ひとつとっても、全然違いますし、メーカーの『金型』についての考え方も全く違う。ヨーロッパは古いものを大切にする文化で、日本とはレベルが違います。でも、私たちは、そういった考え方を日本に持ってきたという形です」(同氏)
昨今、旧車ブームでそれまであまり興味のなかった人も、昔の車に興味を持つようになった。一方で多くの優良店に混じって、ブームに乗じた有象無象の販売店が、品質の良くない旧車を販売。知識のあまりない人が「つかまされる」なんてこともある。
「ドイツと日本のマーケットを比較した時、“第三者が評価する”ということがスコンと抜けていると思うんです。ドイツではそれが当たり前にあるんですが、日本にはそれがないために、品質管理がなっていない。もちろん優良なお店もたくさんあるなかで、旧車というだけで(整備もせずに)『高値を付けて売ってしまえ』というお店もある。これでは文化が醸成していきません」(同氏)
日本ではまだまだ知られていないというが、認証を受けた車であれば、通常旧車にはかけられない車両保険を掛けることが出来るなど、一部で優遇する動き始まりつつある。
「古い車だとなかなか入れない車両保険にも我々の認証があることで、レストア費用を加味したかたちでまかなってくださるという動きも、一部で始まっています。また、大事に乗られて次の方に車を手放す際、認証があることで、その車がどういうものなのかがはっきりと分かります。私たちのような第三者機関の評価が入ることによって、ユーザーさんが旧車を維持しやすい環境になり、それが文化の醸成につながっていくんじゃないかと思っています」(同氏)
2023/04/21