英ロンドンで開催中の「スター・ウォーズ」ファンの祭典『スター・ウォーズ・セレブレーション2023』(10日まで)の2日目、現時間8日に実写ドラマシリーズ『アソーカ』のスタッフ・キャストが登壇するイベントが行われ、約1時間のイベントの最後に、悪役スローン大提督役をデンマークの俳優ラールス・ミケルセンが演じることが発表された。
アニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』で同キャラクターの声を担当しており、その実写版で“再演”することに。「スター・ウォーズ」シリーズと同じルーカスフィルム作品の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(6月30日公開)に敵役で出演するマッツ・ミケルセンは実弟。
イベントの終了時間が近づく中、前日に解禁された特報に後ろ姿が映し出されただけでファンが大熱狂したほど人気のスローン大提督。アニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2016年)に登場したキャラクターだ。
ドラマシリーズ『アソーカ』の主人公アソーカ・タノは、「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスからアニメーションシリーズ作品の制作を任されたデイヴ・フィローニによる『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』に初登場。
かつてアナキン・スカイウォーカーの唯一のパダワン(一人前のジェダイになるための訓練を受けた者の呼称)であり、フォースを感応するジェダイだったアソーカ。しかし、正義の守護者たちであるはずの組織ジェダイ・オーダーへの信頼を失い、ジェダイの道を捨てアナキンとも決別する。そして、ダークサイドに堕ちたアナキンがダース・ベイダーとなった姿で再会を果たし、変わり果てた姿のかつての師と死闘を繰り広げるという壮絶な過去を持つ。
そんな過酷な人生を歩んできたアソーカが再登場したのが、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後。ダース・ベイダーとともに皇帝ダース・シディアス(パルパティーン)が滅び、銀河帝国が崩壊して新共和国が誕生するも、その統治は銀河の隅々まで手が届かず、帝国軍の残党や無法者がのさばる混沌とした時代を舞台にした実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン2。アソーカ役はロザリオ・ドーソンが演じる。
孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと戦いながらも徐々に仲間になっていき、ドラマシリーズ『ボバ・フェット/ The Book of Boba Fett 』では伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーと対面。ドラマシリーズ『アソーカ』は、すでにあるドラマシリーズともつながるストーリーで、アソーカがスローン大提督を捜索することストーリーの縦軸(メイン)となるようだ。
会場では、スローン大提督が顔を見せるシーンなど未公開シーンが追加されたスペシャル版の予告映像が上映され、ファンの熱狂が最高潮に高まったところに、ラールス・ミケルセンの名前がコールされ、本人が登壇。
「最高です。ありがとうございます。感謝しています」とあいさつしたラールスは、「毎朝スターに囲まれて、まずはそれに慣れないといけなかった(笑)」と、撮影を振り返った。さらに、「最初のミーティングはスカイプを通していろいろと脚本のこと、このシリーズのことを話して、ある時点で、デイヴ(・フィローニ)が『ロサンゼルスには来たことありますか?』と聞いてきたから『ない』と答えた。『映画撮影が行われる場所ですよ』とからかわれてね」と、出演オファーを受けた時のことを明かした。「これほどまでに熱意を持って撮影に取り組むチームもいない。それは確かだ。君たちファンのためにね」と、大興奮の客席に向かって呼びかけると、「もう一回!」コールが沸き起こり、再度、スペシャル版の予告映像が上映された。
アニメシリーズから引き続き、ドラマシリーズの製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニは、「非常にユニークで素晴らしい活躍をしてくれた。まるでモリアーティのような悪人の雰囲気を醸し出す、戦略的な演技のできる人で、いつもこちらの上を行って、罠をかけてくるような、窮地に追い込んでくるような、人をひきつける演技をしてくれた。ラールスがスローン大提督に活力を与えてくれた。僕たちはキャラクターが生きる演技をしてくれる人を求めていたんだ」と、声優を実写版俳優として起用する試みに自信をのぞかせた。
ドラマシリーズ『アソーカ』には、『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場した有能なパイロットのヘラ・シンドゥーラやマンダロリアンの戦士サビーヌ・レンも実写版初登場を果たし、ドロイドのチョッパーも登場する。
オリジナルドラマシリーズ『アソーカ』は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で8月配信開始。そのほか記事内の「スター・ウォーズ」作品も配信中。
■パネルイベント登壇者
ジョン・ファヴロー(製作総指揮)
デイヴ・フィローニ(製作総指揮・監督)
ロザリオ・ドーソン(アソーカ役)
ナターシャ・リュー・ボルディッツォ(サビーヌ・レン役)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ヘラ・シンドゥーラ役)
ダイアナ・リー・イノサント(モーガン・エルズベス役)
レイ・スティーヴンソン(ベイロン役)
イバンナ・サクノ(シン役)
ラース・ミケルセン(スローン大提督役)
アニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』で同キャラクターの声を担当しており、その実写版で“再演”することに。「スター・ウォーズ」シリーズと同じルーカスフィルム作品の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(6月30日公開)に敵役で出演するマッツ・ミケルセンは実弟。
イベントの終了時間が近づく中、前日に解禁された特報に後ろ姿が映し出されただけでファンが大熱狂したほど人気のスローン大提督。アニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2016年)に登場したキャラクターだ。
ドラマシリーズ『アソーカ』の主人公アソーカ・タノは、「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスからアニメーションシリーズ作品の制作を任されたデイヴ・フィローニによる『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』に初登場。
かつてアナキン・スカイウォーカーの唯一のパダワン(一人前のジェダイになるための訓練を受けた者の呼称)であり、フォースを感応するジェダイだったアソーカ。しかし、正義の守護者たちであるはずの組織ジェダイ・オーダーへの信頼を失い、ジェダイの道を捨てアナキンとも決別する。そして、ダークサイドに堕ちたアナキンがダース・ベイダーとなった姿で再会を果たし、変わり果てた姿のかつての師と死闘を繰り広げるという壮絶な過去を持つ。
そんな過酷な人生を歩んできたアソーカが再登場したのが、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後。ダース・ベイダーとともに皇帝ダース・シディアス(パルパティーン)が滅び、銀河帝国が崩壊して新共和国が誕生するも、その統治は銀河の隅々まで手が届かず、帝国軍の残党や無法者がのさばる混沌とした時代を舞台にした実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン2。アソーカ役はロザリオ・ドーソンが演じる。
孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと戦いながらも徐々に仲間になっていき、ドラマシリーズ『ボバ・フェット/ The Book of Boba Fett 』では伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーと対面。ドラマシリーズ『アソーカ』は、すでにあるドラマシリーズともつながるストーリーで、アソーカがスローン大提督を捜索することストーリーの縦軸(メイン)となるようだ。
会場では、スローン大提督が顔を見せるシーンなど未公開シーンが追加されたスペシャル版の予告映像が上映され、ファンの熱狂が最高潮に高まったところに、ラールス・ミケルセンの名前がコールされ、本人が登壇。
「最高です。ありがとうございます。感謝しています」とあいさつしたラールスは、「毎朝スターに囲まれて、まずはそれに慣れないといけなかった(笑)」と、撮影を振り返った。さらに、「最初のミーティングはスカイプを通していろいろと脚本のこと、このシリーズのことを話して、ある時点で、デイヴ(・フィローニ)が『ロサンゼルスには来たことありますか?』と聞いてきたから『ない』と答えた。『映画撮影が行われる場所ですよ』とからかわれてね」と、出演オファーを受けた時のことを明かした。「これほどまでに熱意を持って撮影に取り組むチームもいない。それは確かだ。君たちファンのためにね」と、大興奮の客席に向かって呼びかけると、「もう一回!」コールが沸き起こり、再度、スペシャル版の予告映像が上映された。
アニメシリーズから引き続き、ドラマシリーズの製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニは、「非常にユニークで素晴らしい活躍をしてくれた。まるでモリアーティのような悪人の雰囲気を醸し出す、戦略的な演技のできる人で、いつもこちらの上を行って、罠をかけてくるような、窮地に追い込んでくるような、人をひきつける演技をしてくれた。ラールスがスローン大提督に活力を与えてくれた。僕たちはキャラクターが生きる演技をしてくれる人を求めていたんだ」と、声優を実写版俳優として起用する試みに自信をのぞかせた。
ドラマシリーズ『アソーカ』には、『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場した有能なパイロットのヘラ・シンドゥーラやマンダロリアンの戦士サビーヌ・レンも実写版初登場を果たし、ドロイドのチョッパーも登場する。
オリジナルドラマシリーズ『アソーカ』は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で8月配信開始。そのほか記事内の「スター・ウォーズ」作品も配信中。
■パネルイベント登壇者
ジョン・ファヴロー(製作総指揮)
デイヴ・フィローニ(製作総指揮・監督)
ロザリオ・ドーソン(アソーカ役)
ナターシャ・リュー・ボルディッツォ(サビーヌ・レン役)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ヘラ・シンドゥーラ役)
ダイアナ・リー・イノサント(モーガン・エルズベス役)
レイ・スティーヴンソン(ベイロン役)
イバンナ・サクノ(シン役)
ラース・ミケルセン(スローン大提督役)
このニュースの流れをチェック
- 1. 【速報】スター・ウォーズ新作映画3本の制作を発表、デイジー・リドリー“レイ”再び
- 2. “二刀流”の主人公『アソーカ』予告編お披露目、ディズニープラスで8月独占配信
- 3. ハリソン・フォードがトゥクトゥクで逃げて追い、飛行機から落下する新たな予告編を公開
- 4. スター・ウォーズ、3つの新しい映画で描く“過去・現在・未来”【SWCE現地レポート】
- 5. イ・ジョンジェ、初めてのライトセーバーに感動「スター・ウォーズ」ファンの祭典に参加
- 6. ジュード・ロウ、「スター・ウォーズ」作品参加の喜び語る「このために準備して来たかのよう」
- 7. 『マンダロリアン』俳優から名言「サンドイッチを食べることさえも映画化できる」
- 8. ディエゴ・ルナ、キャシアン・アンドーとしてロンドン再訪「とても意義深い」
- 9. 実写ドラマシリーズ『アソーカ』悪役スローン大提督はラールス・ミケルセンが“再演” マッツ・ミケルセンの実兄
- 10. 「スター・ウォーズ」アニメから実写化される『アソーカ』名付け親はジョージ・ルーカス
- 11. 『スター・ウォーズ』映画3作目『ジェダイの帰還』40周年、ルーク&ハン・ソロから「感謝」のメッセージ
- 12. 「スター・ウォーズ」ファンの祭典、次回2025年の開催地は日本に決定
- 13. ハリソン・フォード、カンヌ国際映画祭で名誉パルム・ドール受賞に感涙
- 14. 「スター・ウォーズ」もう一人の主人公を描く『アソーカ』8・23配信開始
- 15. 『スター・ウォーズ:アソーカ』ダース・ベイダー亡き帝国の新たな後継者の脅威が迫る本予告解禁
- 16. 実写ドラマ『スター・ウォーズ:アソーカ』伊藤静らアニメキャスト続投&大塚明夫・戸松遥が参戦
- 17. 「スター・ウォーズ」師弟関係の歴史、最新作ではアソーカが“マスター”に
- 18. 『スター・ウォーズ:アソーカ』画面映えして戦闘も強い、新ヴィランのシン・ハティ
- 19. 浪川大輔、実写ドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アソーカ』アナキンの登場に歓喜
コメントする・見る
2023/04/09