映画『やまぶき』を監督した山崎樹一郎(やまさき・じゅいちろう※崎=たつさき)が、「第4回大島渚賞」を受賞したことが発表された。
『戦場のメリークリスマス』『愛のコリーダ』などの作品で知られる映画監督の大島渚監督の名を冠した同賞は、大島監督の続く、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞。
山崎監督は、岡山県真庭市の山間で農業に携わりながら作品に向き合うという、独自のスタイルで映画製作を続ける唯一無二の監督。対象作品となった、『やまぶき』は監督の長編第3作にあたり、日本映画史上初めてカンヌ映画祭のACID部門に選出されたほか、14の海外映画祭で話題をさらった。
「このもやもやした生きづらさに一撃を!」のキャッチフレーズのもと、クラウドファンディングで資金を集め、16ミリフィルムで撮影に挑んだほか、主演に韓国人俳優を起用し、フランスの製作会社と共同製作を行うという国際色豊かな一面をもつ本作に対して、「段違いの大きなスケールをもった映画である」と審査員の意見が一致した。
授賞式は3月14日に実施。審査員を務めた黒沢清監督などから審査講評が発表される。翌15日には、『やまぶき』の上映、山崎監督らゲストによるトークショーに加え、今年も大島監督作品の上映を行う。イベント詳細は、2月末に発表予定。
■過去の受賞者
第1回:小田香監督『セノーテ』
第2回:該当者なし
第3回:藤元明緒監督『海辺の彼女たち』
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
『戦場のメリークリスマス』『愛のコリーダ』などの作品で知られる映画監督の大島渚監督の名を冠した同賞は、大島監督の続く、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞。
山崎監督は、岡山県真庭市の山間で農業に携わりながら作品に向き合うという、独自のスタイルで映画製作を続ける唯一無二の監督。対象作品となった、『やまぶき』は監督の長編第3作にあたり、日本映画史上初めてカンヌ映画祭のACID部門に選出されたほか、14の海外映画祭で話題をさらった。
「このもやもやした生きづらさに一撃を!」のキャッチフレーズのもと、クラウドファンディングで資金を集め、16ミリフィルムで撮影に挑んだほか、主演に韓国人俳優を起用し、フランスの製作会社と共同製作を行うという国際色豊かな一面をもつ本作に対して、「段違いの大きなスケールをもった映画である」と審査員の意見が一致した。
授賞式は3月14日に実施。審査員を務めた黒沢清監督などから審査講評が発表される。翌15日には、『やまぶき』の上映、山崎監督らゲストによるトークショーに加え、今年も大島監督作品の上映を行う。イベント詳細は、2月末に発表予定。
■過去の受賞者
第1回:小田香監督『セノーテ』
第2回:該当者なし
第3回:藤元明緒監督『海辺の彼女たち』
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2023/02/17