俳優の畑芽育(20)が、テレビ東京ドラマスペシャル『ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者』(3月24日 後8:00〜後9:48)の取材会に参加し、役作りの葛藤を明かした。
畑は、過去にある事件で妻を殺害された元刑事・獅子舞亘(沢村一樹)の娘・音を演じる。音は複数の人格をもつ解離性同一性障害(DID)の高校生。畑は「難しいだろうなって。苦しんでいる方々が実際にいるものを、演じきれるのかという不安もあった」と脚本を読んだ率直な思いを吐露。「台本を何回読んでも自分がうまくやっている想像がつかなかった」と振り返る。
そんな難しい役どころを演じるにあたって、畑は「いただいた資料を読んで、ドキュメンタリーのリアルなものを見ました」と万全の準備で臨んだ。しかし、リハーサルで初共演となる竹内涼真の演技を見て「熱量に圧倒されました」という。同じDIDの症状を持つ青年・元村周太を演じた竹内の姿を見て「負けちゃいけないなと。もっと熱量を込めてやらなければと思い、そこでより火がつきました」と覚悟を新たにした。
それでも「作中で音が幼少期の人格になるところがあるのですが、最初はどこまでやっていいのだろうという線引きが難しくて。ふざけているように見えるのも、落ち着きがありすぎるのもと葛藤しました」と悩みが尽きなかったそう。「監督に聞きたいことはたくさん聞いて。悩むこともたくさんあったのですが、私の中の絡まった糸をほどいてくれる助言をくれたのですごく助けられました」と感謝。「DIDは症状が人それぞれなので、かたちにとらわれず思い切って飛び込んでしまおうということで挑みました。一皮むけた感じがします」と達成感を語った。
音の主人各は、17歳の女子高生。ある事件で妻を殺害された元刑事の父・獅子舞亘を演じる沢村一樹との撮影については「現場に入った瞬間から親子の空気感を作ってくださった。父親のような温かい人柄から音としても引き出されるものがありました」と回顧。作中では、亘の靴下が自分の洗濯物に混ざっていて怒るというシーンもあるが、これについては「(自身の父とも)洗濯物一緒はちょっと」と苦笑い。「でも、(畑の)父は私に甘いところもあるし、小さいころから私を応援してサポートしてくれる。娘の私が言うのもおこがましいですが、申し分ない父親です」と答え、笑いを誘った。
今作は、虚実が入り混じった現代社会に送る、これまで見たことのないヒューマンサスペンスドラマ。誰が“ほんとうの顔”で、誰が“ニセモノの顔”をかぶっているのかという人間の根源に鋭く迫る新感覚のドラマとなっている。畑は「サスペンスとしても、伏線が多くあり凝縮されている。ドラマを通してDIDを知らない人たちにも存在を知ってもらえれば」と呼びかけた。
畑は、過去にある事件で妻を殺害された元刑事・獅子舞亘(沢村一樹)の娘・音を演じる。音は複数の人格をもつ解離性同一性障害(DID)の高校生。畑は「難しいだろうなって。苦しんでいる方々が実際にいるものを、演じきれるのかという不安もあった」と脚本を読んだ率直な思いを吐露。「台本を何回読んでも自分がうまくやっている想像がつかなかった」と振り返る。
そんな難しい役どころを演じるにあたって、畑は「いただいた資料を読んで、ドキュメンタリーのリアルなものを見ました」と万全の準備で臨んだ。しかし、リハーサルで初共演となる竹内涼真の演技を見て「熱量に圧倒されました」という。同じDIDの症状を持つ青年・元村周太を演じた竹内の姿を見て「負けちゃいけないなと。もっと熱量を込めてやらなければと思い、そこでより火がつきました」と覚悟を新たにした。
それでも「作中で音が幼少期の人格になるところがあるのですが、最初はどこまでやっていいのだろうという線引きが難しくて。ふざけているように見えるのも、落ち着きがありすぎるのもと葛藤しました」と悩みが尽きなかったそう。「監督に聞きたいことはたくさん聞いて。悩むこともたくさんあったのですが、私の中の絡まった糸をほどいてくれる助言をくれたのですごく助けられました」と感謝。「DIDは症状が人それぞれなので、かたちにとらわれず思い切って飛び込んでしまおうということで挑みました。一皮むけた感じがします」と達成感を語った。
音の主人各は、17歳の女子高生。ある事件で妻を殺害された元刑事の父・獅子舞亘を演じる沢村一樹との撮影については「現場に入った瞬間から親子の空気感を作ってくださった。父親のような温かい人柄から音としても引き出されるものがありました」と回顧。作中では、亘の靴下が自分の洗濯物に混ざっていて怒るというシーンもあるが、これについては「(自身の父とも)洗濯物一緒はちょっと」と苦笑い。「でも、(畑の)父は私に甘いところもあるし、小さいころから私を応援してサポートしてくれる。娘の私が言うのもおこがましいですが、申し分ない父親です」と答え、笑いを誘った。
今作は、虚実が入り混じった現代社会に送る、これまで見たことのないヒューマンサスペンスドラマ。誰が“ほんとうの顔”で、誰が“ニセモノの顔”をかぶっているのかという人間の根源に鋭く迫る新感覚のドラマとなっている。畑は「サスペンスとしても、伏線が多くあり凝縮されている。ドラマを通してDIDを知らない人たちにも存在を知ってもらえれば」と呼びかけた。
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2023/02/17