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宮本亞門『画狂人北斎』初日を前に自信「“取るに足らない”素晴らしい仕上がり」

 演出家の宮本亞門氏が1日、東京・曳舟文化センターにて行われた舞台『「画狂人 北斎」−2023−』の公開ゲネプロに参加し、主演を務める西岡徳馬雛形あきことともに報道陣の取材にも対応した。

『画狂人北斎』に自信をみせた宮本亜門 (C)ORICON NewS inc.

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 宮本氏は「いよいよ明日が初日」と切り出し、同作の完成度を「本当に“取るに足らないもの”になっています」と表現。会場全体をざわつかせたところで、「北斎は70歳をすぎたとき、『自分の作品は全部取るに足らない。100歳すぎて初めて(納得する作品が)できる』と言っていたんです。そういう意味で、この作品は本当に“取るに足らない”素晴らしい仕上がりになっています」と説明を加えた。

 さらに、「こんな風に思うのは自分でも珍しい状況」とし、「普段は緊迫感と不安でいっぱいになるんですが、本当に面白い。全員が意見を出し合うから、台本もどんどん変わっていく。ここまで集中することができるんだというけいこ場だった。早く観せたくてしょうがない」と言葉を続けた。

 西岡と雛形の役作りについては、「北斎が最後に言っていた『一点一画が生きているように』という言葉の通り、おふたりともまさに北斎であり、お栄で」と絶賛。「けいこ中もキタキタ!と。自分の作品でここまで笑うとは。演出家として本当に面白い。この瞬間をぜひみなさんに生で観ていただきたいですね」と太鼓判を押した。

『「画狂人 北斎」−2023−』の公開ゲネプロ&取材会に参加した(左から)宮本亜門、西岡徳馬、雛形あきこ (C)ORICON NewS inc.

『「画狂人 北斎」−2023−』の公開ゲネプロ&取材会に参加した(左から)宮本亜門、西岡徳馬、雛形あきこ (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、葛飾北斎を愛する宮本氏が2017年に発表した朗読劇『画狂人 北斎』をストレートプレイ化したもので、2018年の初演以降、たびたび上演されてきた。今作では新たに主人公の葛飾北斎を西岡、娘のお栄を雛形が演じるほか、高井鴻山役と柳川時太郎役を馬場良馬、柳亭種彦役を水谷あつし、現代を生きるオリジナルキャラクター・北斎研究家の長谷川南斗役を津村知与支、長谷川の弟子・峰岸凜汰役を谷佳樹が演じる。

 あす2日に同所にて行われるプレビュー公演を皮切りに、3月22日から26日まで東京・紀伊國屋ホールでの凱旋公演まで、全国13ヶ所で上演される。

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  1. 1. 宮本亞門『画狂人北斎』初日を前に自信「“取るに足らない”素晴らしい仕上がり」
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