人気グループ・嵐の二宮和也（39）が21日、都内で行われた映画『ラーゲリより愛を込めて』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。3人組バンドMrs. GREEN APPLEの主題歌「Soranji」の生披露に「感謝しっぱなし」と感動を伝えた。

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　この日は、松坂桃李（34）、Sexy Zoneの中島健人（28）、桐谷健太（42）ら出演キャストのほか、主題歌を担当したMrs. GREEN APPLEの大森元貴も登壇。主題歌に込めた思いを語った。

　映画を見る前の楽曲制作だったという大森は「扱う題材が身近に感じにくいものだったのですが、等身大でという話を伺ったので、悲しいことや辛いことを自分の血肉や財産にして前に進むべきなんだろうなっていうところからインスピレーションを受けました」と回顧。「食事をとったら糸のような集中が切れちゃう気がして…。痩せちゃいましたね」と5キロも体重を落とすほどの難産だったと明かした。

　タイトル「Soranji」については「造語っぽいですが、日本語の『そらんじる』ってことからきていて、映画とリンクしたものになっています」と語った。

　さらに、大森はアコースティックギターの弾き語りで「Soranji」を熱唱。YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」でも共演を果たし「もうお友だちですから」という二宮は、サプライズでの歌唱を「いいえ、大丈夫です」と独り占めしたがるほどお気に入りの様子だった。

　サプライズ披露後、二宮は「俺が教えたように歌ってた」と冗談を交えつつ「この主題歌に出合えて良かった。メンバーの皆さんにも感謝していますし、感謝しっぱなしです」と感動を伝えた。松坂桃李も「僕がお客さんだったら、（上映前の舞台あいさつなのに）間違えて帰りそう。それくらい歌声が素晴らしかった」と大絶賛だった。

　同作は、シベリア抑留の実はなしを描いたノンフィクション作品を映画化。収容所で生きる希望を捨てなかった日本人捕虜・山本幡男（やまもと・はたお）さん（享年45）の壮絶な反省を描く。