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吉岡里帆・モトーラ世理奈・水カン詩羽・松本まりかが共演 川上未映子の小説初映画化 監督は千原徹也

 世代や国を超えて世界中にファンを広げる作家・川上未映子の小説が、初めて映画化されることが発表された。短編集『愛の夢とか』(講談社)に収録されている「アイスクリーム熱」を原作に、吉岡里帆 モトーラ世理奈 詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりからが出演し、『アイスクリームフィーバー』のタイトルで来年(2023年)夏、公開予定。

川上未映子の小説「アイスクリーム熱」をアートディレクター・千原徹也が映画化、吉岡里帆 モトーラ世理奈 詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりからが出演

川上未映子の小説「アイスクリーム熱」をアートディレクター・千原徹也が映画化、吉岡里帆 モトーラ世理奈 詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりからが出演

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 川上は、『乳と卵』で芥川賞、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、『夏物語』で毎日出版文化賞など受賞歴多数。今年、小説『ヘヴン』の英訳版がブッカー国際賞の最終候補に選出され、ハリウッドで活躍するナタリー・ポートマンからも熱い支持を受ける。

 そんな彼女の作品の映画化に挑んだのは、広告、ファッション、TVドラマ、企業ブランディングなど、さまざまなフィールドで活躍するアートディレクター、千原徹也。長編映画初監督作品となる。

 千原監督は「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築し、従来の映画製作のやり方に囚われない手法で企画立案。「デザインの力で映画は変わると思っています。たくさんの人の力でここまできました。公開が本当に楽しみです」と手応えを語っている。

千原徹也監督

千原徹也監督

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 主な登場人物は10代〜30代の4人の女性。主演の吉岡が演じるのは、アイスクリーム屋のアルバイト、常田菜摘役。吉岡は「アイデアが止まらないアートディレクター千原徹也さんの記念すべき初監督作品ということで、新しい試みたっぷりの面白い現場でした!」と回想し、「アートに特化している座組みなこともあり、美術や衣装、細やかな世界観の表現にも注目していただきたいです。アイスクリームが食べたくなりますよ」とアピールする。

 アイスクリーム屋の常連客の作家、橋本佐保役にモトーラ。菜摘のアルバイトの後輩、桑島貴子役に水曜日のカンパネラでボーカルを務める詩羽が扮し、本作で映画デビューを飾る。そして、アイスクリーム屋の近所の銭湯に通う、仕事が生きがいの、高嶋優役を松本が演じる。

 20代後半で、夢を諦めかけている菜摘(吉岡)、20代前半、人生に怯えて一歩踏み出せない佐保(モトーラ)、10代後半、まだ恋が何かも知らない貴子(詩羽)、30代後半、人生のわだかまりに蓋(ふた)をしている優(松本)。あこがれにも似た想い。相手のことで頭がいっぱい。でもこの気持ちが恋かもわからない。相手に対する気持ちを言葉にできない。告白もできない。そんな、彼女たちの“想い”と“人生”が交錯するラブストーリー。

原作は川上未映子の小説「アイスクリーム熱」(『愛の夢とか』収録/講談社)

原作は川上未映子の小説「アイスクリーム熱」(『愛の夢とか』収録/講談社)

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■吉岡里帆のコメント
 アイデアが止まらないアートディレクター千原徹也さんの記念すべき初監督作品ということで、新しい試みたっぷりの面白い現場でした!

 モトーラ世理奈ちゃんとたくさん笑い合ったのが一番の思い出。仲良しのスタッフさんや共演者の方も多く、クランクインからチームワークばっちりで改めて参加できて良かったなと感じました。

 アートに特化している座組みなこともあり、美術や衣装、細やかな世界観の表現にも注目して頂きたいです。アイスクリームが食べたくなりますよ。

■モトーラ世理奈のコメント

 千原徹也さんからこの映画のお話を聞いたのは、一昨年『東京デザインが生まれる日』でご一緒した時でした。千原さんの"作る"思いがこもった映画です。私もその一部となれてとてもうれしいです。アイスクリームの冷たくて甘い、きゅ〜っとした気持ちになります。ぜひアイスクリームも食べに行くワクワクした気持ちで観に行ってほしいです。お楽しみに!

■詩羽(水曜日のカンパネラ)のコメント

 映画『アイスクリームフィーバー』に桑島貴子役で出演させていただきます、水曜日のカンパネラの詩羽です。

 「今度映画撮るから詩羽も出てくださいよ〜」と(千原さんらしい)ラフなお誘いをしていただき、気づいた時にはクランクイン、そしてクランクアップをしていました。

 私が演じた貴子は、アイスクリーム屋でアルバイトをする10代後半のまだ怖いものを知らない少女。でも実は"何も知らない"わけではなくて、知っているけど分かっているけど分からないフリをするのが上手で、笑って誤魔化すのが得意な少女なんじゃないかなと思っています。私も無敵だと思っていたあのキラキラした学生時代にたくさんの壁にぶつかってきた身だったので、どこかで本心ではなかったり誤魔化して人一倍自分と対話をする貴子にとても共感する部分が多く、撮影中は演じるというよりも感じたままに貴子として過ごす日々を送ることができました。

 千原さんの初監督作品である映画に、私も初演技として参加することができてすごく幸せです。映画の中では初めてのダンスにも挑戦させていただきました。『アイスクリームフィーバー』を通し、わたし詩羽の新たな一面をたくさん感じて楽しんでいただけたらうれしいです。

■松本まりかのコメント

 こんな自由な発想で作る映画、参加しないなんて選択肢があるでしょうか?

 千原さんからあふれ続ける、多様多彩なアイディアクリエイティブ、そして情熱。台本に記された監督の、この作品への突き刺さるような序文を読み、もうすでに心は決まっていました。

これまでの概念を壊し
新しく面白い挑戦をしよう
演技とはいえない演技を楽しもう
転んだっていいじゃん
わからないものを否定するのではなく
楽しもう

ファッションとデザインと映画

映画を越えて広がっていく景色

「異物こそ愛ス」

 SHIBUYAのニューカルチャーがここからまたひとつ誕生するんじゃないかと、わくわくしながら絶賛撮影中です♪ お楽しみに〜。

■千原徹也監督のコメント

「映画制作をデザインする」と題し、企画を立てたのは、もう3年半前のことです。夢だった映画監督をデザインという視点から構築し、スタッフ、キャスト、制作方法、宣伝方法まで今までにないやり方を目指して、できた映画です。

 内容も、感じたことのない異色のラブストーリーになっています。複雑に絡み合う時間軸や心情は、少々難解かもしれませんがそれぞれの解釈で楽しんでいただけたらと思います。

 僕は、デザインの力で映画は変わると思っています。たくさんの人の力でここまできました。公開が本当に楽しみです。

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