千葉・幕張メッセで開催中の世界最大級のポップカルチャーの祭典「東京コミコン」(27日まで)で26日、東京コミコン×DVD&動画配信でーたのスペシャル・ステージ「東京“怖”コン」が実施され、『犬鳴村』、『樹海村』、『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出した清水崇監督が登壇。最新作『忌怪島/きかいじま』の海外版第2弾ビジュアル2種と「赤い女」がついに姿を現す超ティザー動画が初披露された。
1つは、髪の長い“何者”かが波打ち際に打ち上げられたかのように見え、悶え苦しみの中に逃げられない島の恐怖を植え付ける。もう一つの浮世絵風ビジュアルは、死や不吉さをイメージする彼岸花と鎖につながれた左腕が描かれており、花言葉でもある「悲しい思い出」を彷彿させるかのような雨が印象的だ。血に染まる波打ち際、雨の中で滴る一筋の血…。どちらも水と死を連想させ、これを目撃したすべての人を逃げ場のない恐怖へと溺れてさせていくかのようだ。
同じく披露された最恐映像では、海に佇む謎の「赤い女」が映し出され、突然アラームが鳴り響く。そして少しずつ近づいてくる悍(おぞ)ましい鎖の音。まるで自分がその場にいるかのうようなVRの視点に切り替わると、突然「赤い女」が現れる! 短尺でも没入できて「最恐」を感じられる動画に、本編への期待が膨らむ。
東京コミコンのステージには、清水監督とともに、東映の小杉宝プロデューサーがポスターの絵柄にもなっている掛け軸を持って登場。この掛け軸は実際の撮影にも使用されたもので、日本画家の方に監督自ら指示をして作ったこだわりの逸品だ。本編のどこで出てくるのか楽しみだ。また、ステージ裏でこの掛け軸を見た俳優のマイケル・パレは「So Cool!!!」と大絶賛だったそう。
これまでの“恐怖の村シリーズ”では、海外タイトルが直訳のものが多かった中、今回の海外タイトルは「IMMERSION」。“没入”という意味のタイトルにした理由を聞かれた監督は、「アイランドがつくタイトルとはあえて全く違ったものにさせてもらった。というのも、本作の主人公が脳科学者で、人の記憶や感情をVRに反映さえたらどうなるかという研究をしているので、没入感を込めたタイトルにしたくて、アイランドは使わず、“没入”という意味の『IMMERSION』にさせていただきました」と英語タイトルの理由を説明した。
波打ち際に女性が血だらけで浮いているような海外版第2弾ビジュルに、清水監督が「これワカメじゃない?(笑)」とツッコミを入れて、会場の笑いを誘う一幕も。舞台を島にした理由について、小杉プロデューサーは「村は土着的な怖さや風習的な怖さがあったが、今回の島は物理的に海に囲まれていて逃れられることができないようなポップな恐怖も描きたくて島にしました」と答えていた。
「DVD&動画配信でーた読者が選ぶ!2022年最恐ホラー」では、『牛首村』が6位にランクイン。“恐怖の村シリーズ”の人気に監督も喜んでいた。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
1つは、髪の長い“何者”かが波打ち際に打ち上げられたかのように見え、悶え苦しみの中に逃げられない島の恐怖を植え付ける。もう一つの浮世絵風ビジュアルは、死や不吉さをイメージする彼岸花と鎖につながれた左腕が描かれており、花言葉でもある「悲しい思い出」を彷彿させるかのような雨が印象的だ。血に染まる波打ち際、雨の中で滴る一筋の血…。どちらも水と死を連想させ、これを目撃したすべての人を逃げ場のない恐怖へと溺れてさせていくかのようだ。
同じく披露された最恐映像では、海に佇む謎の「赤い女」が映し出され、突然アラームが鳴り響く。そして少しずつ近づいてくる悍(おぞ)ましい鎖の音。まるで自分がその場にいるかのうようなVRの視点に切り替わると、突然「赤い女」が現れる! 短尺でも没入できて「最恐」を感じられる動画に、本編への期待が膨らむ。
東京コミコンのステージには、清水監督とともに、東映の小杉宝プロデューサーがポスターの絵柄にもなっている掛け軸を持って登場。この掛け軸は実際の撮影にも使用されたもので、日本画家の方に監督自ら指示をして作ったこだわりの逸品だ。本編のどこで出てくるのか楽しみだ。また、ステージ裏でこの掛け軸を見た俳優のマイケル・パレは「So Cool!!!」と大絶賛だったそう。
これまでの“恐怖の村シリーズ”では、海外タイトルが直訳のものが多かった中、今回の海外タイトルは「IMMERSION」。“没入”という意味のタイトルにした理由を聞かれた監督は、「アイランドがつくタイトルとはあえて全く違ったものにさせてもらった。というのも、本作の主人公が脳科学者で、人の記憶や感情をVRに反映さえたらどうなるかという研究をしているので、没入感を込めたタイトルにしたくて、アイランドは使わず、“没入”という意味の『IMMERSION』にさせていただきました」と英語タイトルの理由を説明した。
波打ち際に女性が血だらけで浮いているような海外版第2弾ビジュルに、清水監督が「これワカメじゃない?(笑)」とツッコミを入れて、会場の笑いを誘う一幕も。舞台を島にした理由について、小杉プロデューサーは「村は土着的な怖さや風習的な怖さがあったが、今回の島は物理的に海に囲まれていて逃れられることができないようなポップな恐怖も描きたくて島にしました」と答えていた。
「DVD&動画配信でーた読者が選ぶ!2022年最恐ホラー」では、『牛首村』が6位にランクイン。“恐怖の村シリーズ”の人気に監督も喜んでいた。
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2022/11/26