“ロマンス職人”の異名を持つ韓国俳優ヨン・ウジンと、“国民の妹”として人気のイ・ジウン(IU)が共演する映画『夜明けの詩』(11月25日公開)より、本編冒頭映像が解禁となった。
解禁された映像は、ソウルの地下鉄構内にある、喫茶店の赤いソファーに座りながら、居眠りをするミヨンの前で、チャンソクが小説を読んでいる。見知らぬ人物が目の前に登場して、驚いたミヨンは、「あなたは誰ですか?」と投げかける、出会いのシーンから始まる。
その質問に対してチャンソクは、「ここで、ある女性待っています。かわいい寝顔でした」と回答すると、ミヨンがきょとんとした戸惑いの表情を浮かべながら、ドギマギしてしまう。面識のない人物に対して、「席を移ったら?」と忠告するミヨンだったが、「ここで待ち合わせを」と回答するチャンソク。続けて「相手は目の前に。ミヨンさんと待ち合わせをしています」と言い放つと、自身が待ち合わせ相手であることに慌てふためくミヨン。
続く2人の対話のシーンでは、何の本を読んでいるのかと問われたチャンソクが「大した本ではありません。小説です」と答えると、ミヨンが「確かにくだらないわ。小説を読む人の気が知れない。架空の世界を信じてる」と揶揄(やゆ)する。小説家として活動するチャンソクは、「よく出来た作り話なら信じてしまう。僕が考えた話があります。聞きますか?」と返して、その偏見を一蹴しようとする。
挑発に乗ったミヨンは、テーブルに肘をつきながら「聞いてあげる」と話を聞く態勢に入る。何気ない会話から、本作の物語が紡がれていくのだ。何故この男女が、喫茶店で待ち合わせをしていたのか。行末が気になる冒頭シーンとなっている。
本作の監督・脚本を務めたキム・ジョングァン監督は、本作の制作意図について、「私は、二人の会話を中心として成り立つ映画をこれまでたくさん撮ってきました。しかし、本作では何か実験的なことをしてみたいと思い、一人の人物がさまざまな人に出会って気持ちが変化し、成長していく姿を描いたのです」と、説明。
「映画館という空間だからこそ楽しむことができる、新しいスタイルの“映画”という言語を創造的に利用して作品をつくれないかと考え抜きました。本作の魅力は“闇にも温かさがある”と気づくことができる点です。そして、この映画全体にもそのような雰囲気があります。さらに、俳優の方々が持つ力と魅力で成り立っています。彼らの素晴らしい演技を楽しんでほしいです」と、本作に込めた思いを語っている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
解禁された映像は、ソウルの地下鉄構内にある、喫茶店の赤いソファーに座りながら、居眠りをするミヨンの前で、チャンソクが小説を読んでいる。見知らぬ人物が目の前に登場して、驚いたミヨンは、「あなたは誰ですか?」と投げかける、出会いのシーンから始まる。
その質問に対してチャンソクは、「ここで、ある女性待っています。かわいい寝顔でした」と回答すると、ミヨンがきょとんとした戸惑いの表情を浮かべながら、ドギマギしてしまう。面識のない人物に対して、「席を移ったら?」と忠告するミヨンだったが、「ここで待ち合わせを」と回答するチャンソク。続けて「相手は目の前に。ミヨンさんと待ち合わせをしています」と言い放つと、自身が待ち合わせ相手であることに慌てふためくミヨン。
続く2人の対話のシーンでは、何の本を読んでいるのかと問われたチャンソクが「大した本ではありません。小説です」と答えると、ミヨンが「確かにくだらないわ。小説を読む人の気が知れない。架空の世界を信じてる」と揶揄(やゆ)する。小説家として活動するチャンソクは、「よく出来た作り話なら信じてしまう。僕が考えた話があります。聞きますか?」と返して、その偏見を一蹴しようとする。
挑発に乗ったミヨンは、テーブルに肘をつきながら「聞いてあげる」と話を聞く態勢に入る。何気ない会話から、本作の物語が紡がれていくのだ。何故この男女が、喫茶店で待ち合わせをしていたのか。行末が気になる冒頭シーンとなっている。
本作の監督・脚本を務めたキム・ジョングァン監督は、本作の制作意図について、「私は、二人の会話を中心として成り立つ映画をこれまでたくさん撮ってきました。しかし、本作では何か実験的なことをしてみたいと思い、一人の人物がさまざまな人に出会って気持ちが変化し、成長していく姿を描いたのです」と、説明。
「映画館という空間だからこそ楽しむことができる、新しいスタイルの“映画”という言語を創造的に利用して作品をつくれないかと考え抜きました。本作の魅力は“闇にも温かさがある”と気づくことができる点です。そして、この映画全体にもそのような雰囲気があります。さらに、俳優の方々が持つ力と魅力で成り立っています。彼らの素晴らしい演技を楽しんでほしいです」と、本作に込めた思いを語っている。
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2022/11/22