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『クロサギ』三浦友和、“初共演”平野紫耀は「国宝級の純粋さ(笑)」 役者としてリスペクトも

 TBS系金曜ドラマ『クロサギ』(毎週金曜 後10:00)の第3話(4日放送)を前に、桂木役の三浦友和からコメントが到着した。

金曜ドラマ『クロサギ』の場面カット(C)TBS

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 原作は黒丸・夏原武による漫画『クロサギ』シリーズで、2006年にはTBSにて山下智久主演で連続ドラマ化、08年に映画化された。今作では、13年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“『クロサギ』完全版”として新たにドラマ化。2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が喰らいつく。「詐欺」が誰にとっても身近な脅威となっている現代の日本で、「クロサギ」がどのように暗躍するのか。さらに、原作完結前の前ドラマシリーズでは描かれなかった、主人公・黒崎vs家族を奪った最大の宿敵の直接対決も今作の見どころとなる。

――今回演じている桂木の役どころについて教えてください
桂木は甘味処「かつら」の店主でありながら、詐欺業界のフィクサーという裏の顔を持っています。世の中的にいったら悪い人なのでしょうが、普段は商店会長として地域の人たちとも積極的に交流しているんですよね。だから表と顔と裏の顔を極端に出すのではなく、ふとした瞬間に“裏”が垣間見える方がいいかなと思い、試行錯誤しながら演じています。

金曜ドラマ『クロサギ』の場面カット(C)TBS

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――黒崎の関係性については、いかがでしょうか?
黒崎との関係性は、非常に複雑で難しいです。黒崎を“クロサギ”として育て上げた師匠のような存在でもありながら、黒崎の家族を破滅させた詐欺の設計図を売ったのは桂木で、黒崎もそれを知っている。だから親子のような師弟関係に見えることもあれば、全くそう見えないときもあって。そんな不可解なところもある黒崎と桂木の関係性は、物語の肝になってくると思います。2人の間にはまだまだ謎がありますし、桂木が黒崎にシロサギを退治させているのにも裏の事情があるので、今後の展開にご注目いただきたいです。

――黒崎役の平野さんとの撮影はいかがですか?
平野くんとは緊張感のあるシーンが多いので、現場ではあまり和気あいあいとはできないところがあります。ただ、普段の彼は国宝級の純粋さですね(笑)。一方でお芝居では集中力があって熱心で、素晴らしいなと思っています。

金曜ドラマ『クロサギ』の場面カット(C)TBS

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――甘味処の店主を演じるにあたり、どのような役作りをされましたか?
プロの方の元で少しだけ勉強させていただきました。和菓子作りは奥が深いですね。小豆のすくい方ひとつとっても、とても大変だということを実感しました。普段ホットケーキを焼いたりはするのですが、それよりも小さいどら焼きは焼くのがとても難しいんです。型もなく、鉄板の上で全て同じ形に焼いていくプロの方の技はすごいなと思いました。

――最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。
クロサギがシロサギをやっつけるという1話完結の痛快さがありながら、各登場人物の人間模様もしっかりと描かれていきます。奥深いドラマになっていますので、ぜひご覧ください。

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