俳優の小栗旬が北条義時役で主演を務める、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)で巴御前を演じた秋元才加からコメントが到着した。
『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜氏が務め、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
――馬で駆けていく巴のシーン
シーン的には最終的にどうなったかというのは描かれていないんですけど、もしかしたら義盛殿の亡骸を探しに来たのかもしれないし、最後のセリフに「妻」や「忠臣和田義盛」という言葉が入っていたので、夫のプライドと妻のプライドを持って戦場に向かったのかなと思っています。でも以前の木曽義仲様(青木崇高)といたときの戦とはまた違った感覚で、夫婦の愛の証しじゃないですけど、操を立てるというか、そういう二人の関係を感じました。
――巴御前を演じて
木曽時代の巴は男と肩を並べて「男に絶対負けない」という感覚が結構、先立っていたんです。そうすればそうするほど、「やっぱり女なんだ」と、力も男性に比べたら足りない部分もあるし、声だって高いしとか、すごくジェンダーについて考えさせられることが多くて。だけど和田家に行ってからは自分の女性性を受け止められた感覚です。すごく穏やかになったし、それと同時に戦に行っていたころの鋭い感じがなくなっているというのが不安でもあり、でも今の幸せはすごく手放しがたい、みたいな感覚でずっとお芝居をしていました。
最後の義盛さんとのああいった対峙でも、ご飯粒をつけながら「心配するな」と言う義盛さんを見て、「なんてかわいらしい人と一緒になれたんだろう」と。二人の男性を愛した巴ですけど、すごく見る目があったんじゃないかなって。二人ともすごくまっすぐに自分の中のプライドなど、そういうものをなるべく曲げずに素直に正直に生きてきたかっこいい男性二人だったと思うし、また違った愛情ですけど、その二人に愛された巴もすてきな女性だったんじゃないかなと思っています。
『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜氏が務め、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
――馬で駆けていく巴のシーン
シーン的には最終的にどうなったかというのは描かれていないんですけど、もしかしたら義盛殿の亡骸を探しに来たのかもしれないし、最後のセリフに「妻」や「忠臣和田義盛」という言葉が入っていたので、夫のプライドと妻のプライドを持って戦場に向かったのかなと思っています。でも以前の木曽義仲様(青木崇高)といたときの戦とはまた違った感覚で、夫婦の愛の証しじゃないですけど、操を立てるというか、そういう二人の関係を感じました。
――巴御前を演じて
木曽時代の巴は男と肩を並べて「男に絶対負けない」という感覚が結構、先立っていたんです。そうすればそうするほど、「やっぱり女なんだ」と、力も男性に比べたら足りない部分もあるし、声だって高いしとか、すごくジェンダーについて考えさせられることが多くて。だけど和田家に行ってからは自分の女性性を受け止められた感覚です。すごく穏やかになったし、それと同時に戦に行っていたころの鋭い感じがなくなっているというのが不安でもあり、でも今の幸せはすごく手放しがたい、みたいな感覚でずっとお芝居をしていました。
最後の義盛さんとのああいった対峙でも、ご飯粒をつけながら「心配するな」と言う義盛さんを見て、「なんてかわいらしい人と一緒になれたんだろう」と。二人の男性を愛した巴ですけど、すごく見る目があったんじゃないかなって。二人ともすごくまっすぐに自分の中のプライドなど、そういうものをなるべく曲げずに素直に正直に生きてきたかっこいい男性二人だったと思うし、また違った愛情ですけど、その二人に愛された巴もすてきな女性だったんじゃないかなと思っています。
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2022/10/30