24日に都内で開幕した「第35回東京国際映画祭(TIFF)」(〜11月2日)。オープニング作品に選ばれた映画 『ラーゲリより愛を込めて』に主演する二宮和也、監督の瀬々敬久が参加し、日比谷エリアでは初めて行われたレッドカーペットを歩いた。その後、宝塚劇場にて行われたオープニングで二宮は「この作品は皆さんに満足していただけると自負しています」と語り、自信をのぞかせた。
12月9日の公開に先がけ、TIFFがワールド・プレミア(世界最速上映)の場となった同作。上映会場となった有楽町・丸の内ピカデリースクリーン2で行われた舞台あいさつで二宮は、「監督と2人だけで160メートルのカーペットをぜいたくに歩かせていただきました! 3年ぶりにイベントができて、見てる方や取材をしてくださる方々がいて、少しエンタメが戻って来れたのかなと思って熱くなるモノがありました」と、報告。
オープニング作品に選出されたことについては、「すごい作品に出ちゃったなと思っています。僕は都度、戦争(映画)に呼ばれることがありますが、今回は戦争がもたらした後遺症の話だと思っているので、戦争によってこれだけのことが起こるんだということが少しでも伝わればうれしいなと思います。いろいろなことを考えながら、想いながら作ったので、それをオープニング作品に選んでもらったことは光栄だなと思います」と、話した。
同映画は、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留された60万人を超える日本人の中の一人で、わずかな食糧で過酷な労働を強いられながらも、仲間想いの行動と、「必ず帰国(ダモイ)の日がやってくる」という力強い信念で多くの抑留者たちの心に希望の火を灯した山本幡男(やまもと・はたお)さんの壮絶な半生を描く。
二宮は「この映画にすごく縁を感じていて。山本さんと出会って、撮影を通していろいろなものを教えていただいた気になっています。これから皆さんがご覧になってどういった感情を抱くのか、人によっては“まぶしすぎる人”もいるかもしれないし、“言葉が刺さる人”もいるかもしれない、“暖かくじわっとする人”もいるかもしれない。過酷な環境で人間として生き抜いた一人という部分を見ていただきたい」と、作品をアピール。
瀬々監督も「今でもウクライナでは実際に戦争が起きていて、日本でもコロナや貧困やさまざまな問題を抱えています。山本さんは『希望を捨てるな』と言って生きた人ですが、その生き方が今の僕たちの生活にヒントを与えてくれたり、何か感じてもらえたらいいなと思って作りました」と、作品に込めた思いを語り、「二宮くんが山本さんを『決して偉人やヒーローみたいには表現したくない』と言っていた。『普通の人間として生きていたと伝えたい』という考え方を聞いて、それがまさに山本幡男さんっぽいなと思いました」と、二宮の人柄に触れていた。
二宮の人柄でいえば、瀬々監督は「(撮影中)大雪の警報が出た時があって、スタッフだけではなく桐谷健太くんや中島健人くんなどキャストも含めてみんなで雪かきをしたんですが、1人だけやっていない人がいて…」と切り出し、「信じられないですね! ぶん殴ってやりたいですね! 誰ですか?」と続けた二宮に「あなたでしょ!!」と暴露して会場を笑わせる一幕も。二宮は「私でした。私は扉の影に隠れてました」と、お茶目なやりとりで会場を和ませていた。
舞台あいさつの最後に二宮は「戦争がもたらした後遺症はよほど強いものなのだろうなと感じました。重たくするつもりはないけれど、なんでこういったことが起こってはいけないのかということを感じてもらいつつ、それを乗り越えた先に希望・愛・友情だったりがちゃんと見えてくると思う」と呼びかけていた。
12月9日の公開に先がけ、TIFFがワールド・プレミア(世界最速上映)の場となった同作。上映会場となった有楽町・丸の内ピカデリースクリーン2で行われた舞台あいさつで二宮は、「監督と2人だけで160メートルのカーペットをぜいたくに歩かせていただきました! 3年ぶりにイベントができて、見てる方や取材をしてくださる方々がいて、少しエンタメが戻って来れたのかなと思って熱くなるモノがありました」と、報告。
オープニング作品に選出されたことについては、「すごい作品に出ちゃったなと思っています。僕は都度、戦争(映画)に呼ばれることがありますが、今回は戦争がもたらした後遺症の話だと思っているので、戦争によってこれだけのことが起こるんだということが少しでも伝わればうれしいなと思います。いろいろなことを考えながら、想いながら作ったので、それをオープニング作品に選んでもらったことは光栄だなと思います」と、話した。
二宮は「この映画にすごく縁を感じていて。山本さんと出会って、撮影を通していろいろなものを教えていただいた気になっています。これから皆さんがご覧になってどういった感情を抱くのか、人によっては“まぶしすぎる人”もいるかもしれないし、“言葉が刺さる人”もいるかもしれない、“暖かくじわっとする人”もいるかもしれない。過酷な環境で人間として生き抜いた一人という部分を見ていただきたい」と、作品をアピール。
瀬々監督も「今でもウクライナでは実際に戦争が起きていて、日本でもコロナや貧困やさまざまな問題を抱えています。山本さんは『希望を捨てるな』と言って生きた人ですが、その生き方が今の僕たちの生活にヒントを与えてくれたり、何か感じてもらえたらいいなと思って作りました」と、作品に込めた思いを語り、「二宮くんが山本さんを『決して偉人やヒーローみたいには表現したくない』と言っていた。『普通の人間として生きていたと伝えたい』という考え方を聞いて、それがまさに山本幡男さんっぽいなと思いました」と、二宮の人柄に触れていた。
二宮の人柄でいえば、瀬々監督は「(撮影中)大雪の警報が出た時があって、スタッフだけではなく桐谷健太くんや中島健人くんなどキャストも含めてみんなで雪かきをしたんですが、1人だけやっていない人がいて…」と切り出し、「信じられないですね! ぶん殴ってやりたいですね! 誰ですか?」と続けた二宮に「あなたでしょ!!」と暴露して会場を笑わせる一幕も。二宮は「私でした。私は扉の影に隠れてました」と、お茶目なやりとりで会場を和ませていた。
舞台あいさつの最後に二宮は「戦争がもたらした後遺症はよほど強いものなのだろうなと感じました。重たくするつもりはないけれど、なんでこういったことが起こってはいけないのかということを感じてもらいつつ、それを乗り越えた先に希望・愛・友情だったりがちゃんと見えてくると思う」と呼びかけていた。
2022/10/25