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比嘉愛未、朝ドラから15年経て“夜ドラ”ヒロインに 「つくたべ」実写化で“野本さん”役

 俳優の比嘉愛未が、11月29日にスタートするNHK総合テレビ“夜ドラ”『作りたい女と食べたい女』(月〜木 後10:45)の主演を務めることが18日、発表された。連続テレビ小説『どんど晴れ』(2007年)から15年を経て、“夜ドラ”ヒロインを務める。

NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』に出演する(左から)西野恵未、比嘉愛未 (C)NHK

NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』に出演する(左から)西野恵未、比嘉愛未 (C)NHK

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 今年4月に新設された“夜ドラ枠”は、連続テレビ小説“朝ドラ”のように、15分という短い時間で楽しめる内容を、平日の夜に放送している。これまで『カナカナ』『あなたのブツが、ここに』などの話題作を届けてきた。

 新作となる『作りたい女と食べたい女』は、主要なマンガランキングで上位を飾り、SNSでも「つくたべ」として親しまれる、ゆざきさかおみ氏の同名漫画をドラマ化。料理を「作る」ことが好きな女性と、「食べる」ことが好きな女性の日常や交流を通して、女性を取り巻く現実や、女性同士の連帯、そして2人の間で育まれる恋愛を描く。

 比嘉は「作りたい女」野本さんを演じ、「食べたい女」春日さん役にはオーディションで選ばれた西野恵未が選ばれた。脚本は、山田由梨氏が手がける。

 料理が大好きだが、ひとり暮らしで少食のため、もっとたくさん作りたい!と日頃から感じていた野本さん(比嘉)。ある日、職場でのストレスから、とても食べきれない料理をつい作ってしまう。思い浮かんだのは、同じマンションに住んでいる女性・春日さん(西野)。思い切って声をかけてみたことから始まる、2人の交流。豪快な食べっぷりの春日さんと過ごすうち、野本さんは、自分が抱いている思いに気づいていく…。全10話。

■主演・ 比嘉愛未 コメント
ごはんを作って食べる生きていくうえで必要な時間を誰と過ごすか。この作品に触れて、大切な人と一緒にごはんを食べることがどれだけ幸せなことなのかを改めて感じました。社会や周りの価値観と、自分自身との間に生まれる矛盾や葛藤。30代女性のリアルな日常を繊細に描かれているのもとても魅力的で、今のわたしだからこそ表現できることがあるのではないかと、そして、今回ご一緒した西野恵未さんとの出会い にもご縁を感じました。お芝居未経験にも関わらず、自分らしく春日んとして存在してくれた彼女にとても救われました。生きていると、時にご褒美のような 出会 いに恵まれることもあるから不思議ですね。ぜひ「つくたべ」の世界観に皆さまも浸ってもらえたら幸いです。毎回出てくるおいしそうな料理たちを見て、深夜におなかがぐーぐーなっちゃうかもしれませんのでご注意を(笑)

■西野恵未 コメント
今回春日さん役を演じさせてもらいました、西野恵未と申します。はじめまして。個人的には初めての演技とドラマ出演ということで、日々新しい出来事にワクワクしながらチームの皆さんと一緒に春日さんという役を作り込み、撮影に挑みました。そして、比嘉愛未さんは私にとって初めてできた俳優の先輩です。出会えてよかった!と心から思っています。劇中では おいしそう な 料理が たくさん 出てきますし、比嘉さん演じる野本さんと春日さんがその料理を一緒に食べながらストーリーが進んでいきます。それぞれが歩んできた人生や、野本さんと春日さんが出会うことで少しずつ育まれる関係性があたたかい温度感を通して伝わる作品だと思います。2人の生活を、ぜひのぞきに来てください。この作品がたくさんの人に届きますように。

■原作・ゆざきさかおみ氏 コメント
『作りたい女と食べたい女』がNHK 夜ドラ枠で実写ドラマ化することになりました!漫画でしかできない表現、映像でしかできない表現、それぞれがあり、野本さんと春日さんの新たな一面が見られるのかと思うとうれしくてなりません。一視聴者としてふたりに会えることをとても楽しみにしています!

■脚本・ 山田由梨氏 コメント
脚本依頼のお話をいただいたとき、自分自身が「つくたべ」の一読者であり、大好きな作品だったので、非常に驚きうれしく思いました。 それと同時に、ゆざき先生が大切にされているジェンダー観や、他者への繊細な思いやり、優しさなど、この作品の世界観をしっかりと守りドラマでも丁寧につたえなければいけないと奮い立ちました。この作品を心の支えに感じている原作ファンの方々が、たくさんいらっしゃると思います。そのようなみなさんにも、ドラマ化で初めて「つくたべ」を知るみなさんにも、楽しんでもらえる作品になるようにと思いながら脚本を書きました。楽しんでいただけたら幸いです。

■制作統括・ 坂部康二氏 コメント
ドラマで描かれる女性像は、どんどんアップデートされています。男性主人公を支えたり、恋の相手としてだけ存在するのではなく、また女性同士がいがみあってマウンティングし合うのでもなく。ゆざきさかおみさんの『作りたい女と食べたい女』を読んで、現代女性の“物語”として、とても魅力を感じ、ぜひドラマとして描きたいと思いました。女性同士の連帯や絆 とともに、これまでドラマとして 取り上げられる ことの少なかった女性同士の恋愛を、ゆっくりゆっくり、丁寧に表現していきます。この物語を必要とする誰かに届けられるように、誠心誠意つくります。

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  • NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』に出演する(左から)西野恵未、比嘉愛未 (C)NHK
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  • NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』に出演する西野恵未(C)NHK

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