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『アバター』ジェームズ・キャメロン監督もジブリ好き!? インタビュー動画公開

 『タイタニック』(1997年)、『アバター』(2009年)で映画界の頂点を極めた巨匠ジェームズ・キャメロン監督が、「スタジオジブリ作品には楽しませてもらってきた」と告白する、日本のファン向けインタビュー映像が解禁となった。本日(23日)より全国約200館のプレミア・ラージ・フォーマット含む3Dスクリーンで2週間限定公開される『アバター:ジェームズ・キャメロン3D リマスター』の魅力も熱弁している。

『アバター:ジェームズ・キャメロン3D リマスター』9月23日より10月6日まで2週間限定で劇場公開 (C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『アバター:ジェームズ・キャメロン3D リマスター』9月23日より10月6日まで2週間限定で劇場公開 (C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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 自身の『タイタニック』を抜いて当時の歴代最高興行収入記録を打ち立て、アカデミー賞歴代最多タイの11部門で受賞。その後、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)に抜かれたものの、再び歴代1位に返り咲いた『アバター』(28億4739万7339ドル、9月22日時点、Box office mojo 調べ)。それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作映画から13年、ジェームズ・キャメロンが心血を注いできた『アバター』の続編、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が、12月16日に日米同時に劇場公開される。

 本日から劇場上映される『アバター:ジェームズ・キャメロン3D リマスター』は、キャメロン監督自ら進化した3D映像に一新、かつ重要なシーンを追加。監督は3Dに関して、「人間の無意識下に働きかけ、より強いキャラクターへの思い入れや、感動につながる」とその効果の高さを語り、とても重要視しているという。

 劇場公開から13 年を経て、リマスター版の製作に至った理由に関して、「この映画を劇場上映するのは良いアイデアだと思った。本作を映画館で観たことがない若い世代の映画ファンがたくさんいる。配信で観るのと、スクリーンの3Dとでは、全然違う体験だ。これはもともと大スクリーン想定で作られた映画だから」と語り、当時劇場で本作を観ることのできなかった映画ファンに向け、改めて「アバター体験」をしてほしいと呼びかける。さらに監督は、「当時にはなかった4K、そして9.1 サウンドにリマスターされ、より美しく、音も良い」と続け、進歩した技術により作品のクオリティと没入感が飛躍的に上がっていることを明らかにする。

 『エンドゲーム』に歴代1位の座を奪われた時のことを振り返り、「映画業界にとってとても良いことだったと思う。『エンドゲーム』は証明したんだ。人がまだ『映画館に観に行きたい』と望んでいることを。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が映画業界の手助けをできることを願っている」と、意気込む。

 そして、日本のファンに向けて、監督はスタジオジブリの作品からインスピレーションを受けてきたことを打ち明ける。「スタジオジブリの作品にはマジカルなリアリズムがある。少しだけ現実と離れているような。ジブリ作品と、そのアーティストを、以前から尊敬してきた。スタジオジブリの作品には、楽しませてもらってきた。とは言っても、そっくりにコピーするわけじゃない。夢のような美しさを感じさせる、そのフィーリングの部分だね」と、日本の著名人とも親交のある親日家
のジェームズ・キャメロン監督ならではのエピソードを語っている。

 来日経験も豊富なキャメロン監督は最後に、日本のファンに向けて、「『アバター』を公開した時、日本のみなさんは温かく受け入れてくれました。この映画をとても愛してくれました。劇場で見るという特別な体験をみなさんが覚えていてくれて、劇場で再び、その思い出と繋げてくれることを願っています。そして今作を配信やBlu-rayでしか観ていない若い世代の日本の皆さん、ぜひ劇場でパンドラを経験してください」とメッセージを送っている。

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